半夏生にタコを食べる理由とメリットは?おすすめのタコ料理も紹介

半夏生とは、7月2日~6日頃のことを指します。

夏至から数えて11日目、あるいはその日から5日間のことです。

ちょうどその時期は、梅雨が明けきってないところが多いのではないでしょうか。

そんな半夏生の食べ物といえばタコ!

なぜなのか不思議じゃないですか?

実は、半夏生にタコを食べる理由は


  • 豊作への祈願と
  • 栄養面でのメリットを期待


という2点によるものでした。

スポンサーリンク

「半夏生にタコ」は豊作と栄養が期待できる

半夏生にタコを食べる理由1つめが、豊作の願いです。

「稲の根がタコの足のようにしっかりと広がって育つように」という願いから食べられました。

いつからこの風習が始まったのか、詳しいことは分かっていません。

一件の農家さんが食べ始め、「うちも……」といった感じで広まったのかもしれませんね。

また半夏生にタコを食べると、嬉しいメリットがあります。

それは疲労回復。

タウリンというアミノ酸の一種が豊富に含まれているからです。

どのくらい含まれてるかというと……、およそタコの足1本分で500mgほど。

一日の摂取目安量が500mgなので、タコを食べれば目安量をクリアします。

暑くなりはじめの疲れた体。

癒してくれる効果が期待出来ますね。

7月2日はタコの日なの?

7月2日はかつて日本記念日協会によって、タコの日として認定されていました。

しかし現在は、記念日としての活動が難しいことから取り消されたということです。

半夏生にタコを食べるけれど、タコの日ではないということですね。

スポンサーリンク

半夏生におすすめのタコ料理を紹介

そんな半夏生に食べたいタコ料理は、タコキムチ!

タコのスタミナ回復効果と、キムチのピリッとした辛みで食欲増進が期待出来ます。

きゅうりとキムチ(市販のキムチorキムチの素)と、タコを混ぜ合わせたら完成!

少し手間をかけたい場合は、大葉やみょうがを刻んで、風味づけにゴマ油を入れてもおいしいですよ。

地域によって違う!タコの代わりに食べるもの

半夏生にタコを食べる風習は、関西に多くみられます。

ちなみに他の土地では違うものを食べるんです。

福井では焼き鯖・香川ではうどん。

こうやってみると、各土地で「ウリ」となるものを食べてる感じがしますね~。

私が住んでる石川県はタコですが、お隣の福井は鯖推しがすごい!

事あるごとに鯖料理を食べていると思います。

石川より福井の方が関西圏に近いのですが、タコより鯖なんですね(;’∀’)

まとめ

半夏生にタコを食べる理由やメリットが分かりました。

とはいえ、地域ごとに鯖やうどんといったバリエーションがあるので、興味深いな~と思いました。

ちなみに半夏生に鯖を食べる理由は、夏バテ防止のスタミナ食として。

うどんは麦の刈り入れや田植えが終わる頃、農作業を手伝ってくれた人たちに振る舞ったことから普及していったんだとか。

タイトルとURLをコピーしました