キムチは体に悪い食べ物?健康に悪影響を及ぼす3つの理由について

「キムチは体に悪い」

そんな情報を聞いたことありませんか?

キムチを頻繁に食べる人にとっては、気になる噂です。

私もキムチが好きで、おかずがない時はご飯とキムチだけで済ましちゃうこともあるんですが、「悪影響があるかも」と言われると、控えた方が良いかなと思ってしまいます。

でも、キムチは健康食品だという意見もある。

どっちなのか真相は分からないまま。

これからも美味しくキムチを食べたいので、はっきりさせたいですよね……。

そこで本日は

・キムチは体に悪い食べ物なのか

・悪影響だと言われている理由

について深掘りしていきたいと思います。

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キムチが体に悪いといわれる理由

「キムチが体に悪い!」とされる理由は、以下3つです。

カプサイシン

カプサイシンとは辛み成分のこと。

唐辛子などに含まれていますね。

少量なら食欲増進効果があるカプサイシンですが、摂り過ぎると粘膜が傷つき荒れてしまうことが、農林水産省による「カプサイシンに関する情報」に記載されています。

粘膜が傷つくと胃痛、咳、息切れなどの症状が出やすくなり、体の不調に繋がってしまうんです。

私も風邪の咳が治りかけた時期に、調子に乗ってキムチを食べたら、再び咳が止まらなくなったことがありました。

あの時は本当に後悔しましたね……。

せっかく治りかけたのに、また酷く咳がぶり返したんで。

それ以来、風邪がしっかり治るまで、辛いものは食べないようにしています。

塩分

キムチだけでなく漬物全般に当てはまることですが、塩分が多いです。

キムチ50g(小皿1杯分)で、塩分1.6gを含んでいます。

1日の塩分目安は大人の女性で7g以下なので、小皿2皿食べると、1日の塩分摂取量の半分を摂ることになるんですね。

もともと、日本人は塩分摂取が過剰になってしまう傾向があるので、注意が必要です。

塩分の摂りすぎは、むくみ、高血圧、動脈硬化を招きます。

また塩気の多いものは、胃の粘膜を荒らすので胃痛が起こる可能性も。

塩分+カプサイシンで、お腹が心配になっちゃいます。

発がん性?

「キムチなど湿った野菜を数日~数週間ほど漬けこむことで、発がん性化合物が生成される」

といった気になる情報がありました。

広州日報という中国の新聞でも「キムチを漬けて最初の1~3日で、有害物質である亜硝酸ナトリウムが発生」と報じられたことも。

※亜硝酸ナトリウムとは、ハムやソーセージにも使われている物質です

しかし一方で、「3日後以降は、乳酸菌の増殖によって安全な数値まで低下する」という報告もあり、発がん性があるかどうかはグレーでした。

ただ日本でも、「亜硝酸ナトリウムは体に悪い」と騒がれたことがありましたよね。

一時的であっても有害な物質が生成されるのは、気になります……。

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キムチにはメリットも沢山ある!

「キムチが体に悪いといわれている理由」ばかり書きましたが、もちろんメリットも沢山ありますよ!

主な嬉しい作用は3つ。


  • 腸内環境を整える
  • ダイエット効果
  • 美肌になる


キムチには「ラクトバチルス」という植物性の乳酸菌が含まれています。

生きたまま腸に届きやすいのが特徴。

腸は免疫と密接な関係にあるので、腸内環境を整えると免疫力がアップします。

また、カプサイシンには脂肪を分解、代謝を上げる効果があり、ダイエット効果が望めます。

そして女性に嬉しい美肌効果!

キムチにはビタミン類が豊富に含まれています。

とくにビタミンB群はタンパク質の代謝を手助けし、肌や髪のパサつきを予防。

素晴らしいメリットがキムチには沢山ありますね。

韓国の女性の肌がきれいなのは、キムチ効果かな笑

結局、キムチは体に悪いの?良いの?

結論は、食べ過ぎなければ体に悪くない!

適度な量なら全く大丈夫だと思います。

発がん性物質が心配ですが、それほど問題があれば、市場に流通してないと思うので……。

体に悪くないキムチの健康的な食べ方

キムチの健康的な食べ方を紹介します。


  • 1日に食べる量は小皿一杯分(50g)まで
  • 生のまま食べる
  • お酒×キムチはNG


50gまでがキムチの適正量だと言われています。

すごく好きでも、小皿一杯分で我慢です。

生のまま食べるのもオススメ!

キムチを加熱してしまうと乳酸菌が死んでしまうので、腸内環境に効果がある方法は加熱せず食べることです。

そしてお酒とキムチだけの組み合わせは、やめておきましょう。

お酒は消化管粘膜への刺激が強く、キムチも粘膜を荒らすので、胃が痛くなってしまう可能性大です。

胃が痛くなるのを防ぐには、ご飯と一緒におかずのひとつとして食べましょう。

キムチは体に悪い? まとめ


  • カプサイシン、塩分、発がん性が体に悪い理由
  • 食べ過ぎなければ心配なし
  • メリットも沢山ある
  • 1日の適量は50g


体に悪い理由は確かにありましたが、適量なら問題ありません。

「キムチが美味しいから」といって、食べ過ぎは厳禁ですね!

私も食べる時は1パックの半分くらい食べちゃってたんですが、これを機に控えめにしようと思いました。

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