クッキーが生焼けっぽい、このまま食べても大丈夫かな?でも、しっとりしてるだけかもしれないし……
自宅で手作りクッキーを焼くと、中まできちんと焼けているか分かりにくいです。
子供の休校中に一緒にクッキーを2回作ったのですが、1回目は全体が柔らかい感じで、2回目は外側サクサク中はしっとりでした。
手作りクッキーって全部がサクサクなイメージなので、「これって生焼けじゃないかな」と不安に。
そこで本日はクッキーが生焼けか心配な方に向けて、
・生焼けっぽい時は食べ続けても大丈夫なのか
・食べた時の体への影響
・生焼けとしっとりクッキーの違い
についてシェアしていきたいと思います。
クッキーの生焼けを食べたら腹痛になる?
クッキーの生焼けを食べたらお腹が痛くなっちゃいます。
そもそも小麦粉は、生の状態で食べることが想定されていません。
生のクッキー生地には細菌が存在している可能性があるだけでなく、小麦粉に含まれているβでんぷんは消化がされにくく腸壁を刺激して腹痛を起こします。
小さい頃に「焼いてない生地は食べちゃダメだよ」って、母に言われた覚えがあります。
少量でも体調によってはお腹が痛くなってしまうので、火の通りはしっかりと確認した方が良いですね。
クッキーだけじゃなく、ホットケーキも同様です。
クッキーの生焼けの判断の仕方は?しっとりクッキーとの違い
まず一番最初に確認するのは、クッキーのレシピがサクサク用かしっとり用か確認します。
サクサクレシピなのに、中がしっとりしていると生焼けの可能性大!
売っているクッキーミックスを使う場合でもソフトタイプなど、クッキーの食感が記載されているものもありますね。
また、生焼けは味や見た目や香りでも判断できます。
- ねっとりした口当たり
- 生の生地の味(卵や粉がまとまってない感じ)
- クッキー表面に焼き色がついてない
- 香ばしい香りがしない
といった4点をチェック。
分かりやすいのが「クッキーの表面に焼き色がついているかどうか」だと思います。
焼きが甘いと高確率で中が生焼け!
しっかりと表面が薄い茶色に色付くまで焼くと安心できると思います。
あと、忘れてはいけないのがクッキーは焼きたては柔らかいこと。
どんなクッキーでもそうです。
冷めるとサクサクになりますので、焼きたてで柔らかくても、まずは冷ましてみて下さい。
また、ソフトクッキーだとサクサクした感じは感じにくいかもしれませんが、少なくとも中心部の口当たりは、ねっとりしません。
中心の口当たりが粘土みたいだと生だよ
クッキーが生焼けになる原因
クッキーが生焼けになる原因は
- 生地が厚い
- 焼き時間が足りない
- オーブンの温度が低い
- レシピ通りに作ってない
クッキー生地は焼くと膨らむこともあって、思い切って薄く伸ばしてもOKです。
薄ければ薄いほど火が通りやすくなります。
またオーブンの温度&時間は170度~180度で10分~15分が目安です。
そして気をつけたいのがレシピ通りに作ることです。
レシピ通りにしないと生地が思ったよりべちゃっとなったりして、かなり加熱しないと火が通らないことも考えられます。
以上に気をつければ、生焼けにならないですよ。
生焼け状態のクッキーをオーブンやトースターで再加熱OK?
生焼け状態のクッキーは、オーブンやトースターで再加熱OKです。
オーブンだったら余熱有りの、140~150度で様子を見ながら10分程度焼いてください。
トースターだったらアルミを被せて、1000Wでまずは2~3分。
余熱が面倒ですがおすすめはオーブンです。
トースターで再加熱したことありますが、調整が難しいです。
アルミを被せても焦げてしまう部分があり、こまめに見ていても失敗してしまいました。
その点オーブンは全体的に色付くので、成功しやすいと思います。
オーブンで焼いた方が美味しい!
注意!生焼けになりやすいクッキーの種類
いちごなど生のフルーツを使ったクッキーは水分が多いので、生焼けになりやすいです。
フルーツ入りのクッキーが作りたい場合は、生よりもドライフルーツを使うのがおすすめ。
ドライフルーツなら干した果物なので、クッキーに水分が染み出るのを気にせず作れます。
まとめ
- クッキーの生焼けはお腹が痛くなる
- 生焼けの判断の仕方はレシピを確認、味、香り、焼き色
- 生地の厚さやオーブンの温度や時間に気をつける
- 再加熱はオーブンがおすすめ
- フルーツ入りは生焼けになりやすい
生焼けかどうかは分かりにくいですが、総合的に判断してヤバそうだなと思ったら再加熱しましょう。
無理して食べるとお腹が痛くなるし、他の人にあげるものだったら大変なので、まずは1個食べて、再加熱が必要かどうか考えてみてくださいね。