厚揚げは豆腐を揚げたものです。料理に幅広く使うことができ、焼いても煮て食べても美味しいですよね。
豆腐を揚げているのでカロリーは少し高め。ですが糖質は低めといった特徴がありますので、糖質制限中には積極的に取り入れたい食材のひとつです。
そこで今回は、
・糖質制限で厚揚げを使うコツ
・厚揚げは身体に悪い?
・厚揚げの人気レシピ
を紹介します。
糖質制限中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
厚揚げとは?
厚揚げは豆腐の水分を切って、きつね色になるまで油で揚げたものです。
一般的には木綿豆腐が使われています。油で揚げてはいるものの豆腐なのでくどくなくさっぱりしている食べ物です。
そんな厚揚げは栄養価も豊富。ダイエット中にもピッタリです。
厚揚げ100g(1枚の半分)のカロリーは約140~150kcalで、タンパク質は10g、脂質は11g、糖質は0.4gとなっています。
油で揚げる前の木綿豆腐に比べるとカロリーは倍ぐらいになりますが、糖質量はほとんど変わりません。
厚揚げは糖質制限に向いている食材?
厚揚げはカロリーや脂質は高いですが、糖質が低めです。
厳しい糖質制限では1日の糖質摂取目安量は30~50g以内で、緩い糖質制限であれば100g以内となっています。
厚揚げの糖質は100gあたり約0.4gなのでかなり低く、豆腐よりもボリュームがあるので糖質制限に最適であると言えるでしょう。
糖質制限で厚揚げを使うコツ
厚揚げは糖質が低いので糖質制限に最適な食材です。
しかし、油で揚げてあるためカロリーが高いのが難点。少しでもカロリーを減らすためには油抜きをするのがおすすめです。
①熱湯で厚揚げを下茹でする
②お湯から油揚げを取り出し、冷水で表面の油を取る
③ザルにしばらく置いておき水を切る
油抜きをするとお湯に油が浮いているのが分かるので、しっかり油が落とせているということが目に見ても分かるはずです。
油臭さもなくなりますし、味がしみこみやすくなるのでおすすめです。
また、厚揚げを煮物にした場合、醤油や砂糖などの調味料で糖質が上がってしまうので気をつけましょう。糖質制限をしている場合には味付けに注意する必要があります。
厚揚げは体に悪い?気をつけたい2つのポイント
厚揚げは栄養価が高く糖質も低いですが、身体に悪いという意見もあります。
その理由について見ていきましょう。
①AGEsが含まれている
AGEsというのはタンパク質と糖が結びついて糖化することで生成される物質で、老化や病気を引き起こすと言われています。
また、動脈硬化や心筋梗塞、シミ、シワなどの恐れもあります。
揚げ物はAGEを増やすことに繋がると言われており、その点からいくと厚揚げは油で揚げているので危険性が高い食べ物だと言えるでしょう。
②脂質が多い
厚揚げはタンパク質が豊富で栄養価が高い食材ですが、脂質も高いため食べ過ぎると脂質オーバー、カロリーオーバーになってしまいます。
糖質制限では「カロリーや脂質はあまり気にしなくても良い」という意見もありますが、痩せにくくなりますので、低糖質食材であっても適度な量を心がけましょう。
糖質制限にぴったり!厚揚げの人気レシピ
糖質制限にぴったりな厚揚げの人気レシピを紹介します。
厚揚げのチーズ焼き
厚揚げにとろけるチーズを乗せて、チーズが溶けるまでトースターで温めます。
厚揚げもチーズも糖質が低い食材なので、糖質制限に最適です。
厚揚げのネギポン酢がけ
厚揚げは油で揚げてあるので、調味料などはさっぱりしたものを使うのがおすすめです。
油抜きをした厚揚げを切ってトースターで加熱し、その上からしょうが、大根おろし、ねぎをのせてポン酢をかけて食べます。
トースターで焼くときはカリっと香ばしくなるまで焼くのがポイントです。
まとめ
・厚揚げを使うときは油抜きをしてから使うとカロリーオフ
・厚揚げはカロリーや脂質が高いので食べすぎには注意する
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