スイカは固い皮に覆われているので、腐ったかどうか分かりづらいですよね。
スイカは水分が多く腐るのも早いので、できるだけ早く消費したい食べ物です。
そこで今回は、
・腐るとどうなる?爆発するの?
・腐ったスイカを食べると食中毒に?
・おすすめの保存方法
・腐ったスイカの捨て方
についてご紹介します。
スイカを食べる時の参考にしてみて下さいね!
スイカの賞味期限と腐る原因
スイカの賞味期限は、丸ごとの状態かカットしてあるのかによっても違います。
それぞれの賞味期限や腐る原因について見ていきましょう。
丸ごとの場合
スイカをカットせず丸ごとの状態で保存した場合だと、2週間~1ヶ月程度で食べきるようにするといいでしょう。
1ヶ月を過ぎても食べられますが、甘味が無くなっていき美味しくなくなります。
スイカは気温10度以下になると甘味が落ちていってしまいますので、冷蔵庫で保存するのではなく常温で保存するようにしましょう。
「冷たいスイカが食べたい!」という場合には、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れてすぐ食べるのがおすすめです。
また、スイカは追熟しないので、収穫したらどんどん劣化して腐っていきます。
置いておくのではなく早めに食べるようにしましょう。
カットした場合
カットしてしまったスイカの賞味期限は2~3日と、とても短いです。
カットしたスイカというのはとても傷みやすいので、常温に置いておくとすぐに腐ってしまいます。冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
冷やしすぎると甘くなくなってしまうので、保存するなら野菜室がおすすめです。
スイカが腐るとどうなる?味や見た目の変化
スイカが腐ると、味や見た目は次のように変化します。
・生臭い臭いがする
・ヘタにカビが生えてくる
・皮がやわらかくなってくる
・ねばねばする
・味に酸味が出てくる
・果肉にヒビが入る
・果肉の色が薄くなる
・果肉が柔らかくなる
味や見た目がこのように変わってきたら腐っている可能性が高いので食べないようにしましょう。
スイカが腐ると爆発する?
スイカは、しばらく置いておくと爆発することがあります。
スイカは収穫したらすぐに食べるといいのですが、直射日光が当たったり、気温が高い場所に置いてあったりすると果肉からガスが発生し、一気に爆発します。
ガスが出るほど放置してあったスイカはすでに食べることはできません。
爆発するほどのスイカは腐敗臭もひどく片づけも大変です。
メロンなどエチレンガスを発する食べ物と一緒に置いておくと痛むスピードが速くなるので、やめておきましょう。
腐ったスイカを食べたら食中毒になる?
腐ったスイカを食べると、次のような症状が起こることがあります。
・頭痛
・下痢
スイカを食べると食中毒になります。
程度は人それぞれですが、あまりにもヒドイ場合には受診するようにしましょう。
スイカの保存方法
スイカは、カットする前の丸ごとの状態のときには風通しが良く涼しい冷暗所に置いておくようにしましょう。
また、カットしてしまったスイカはラップをして野菜室で保存します。
種を取ってからラップで包み、冷凍保存も可能です。
ただし、冷凍すると食感が悪くなってしまうので、ジュースにするなどアレンジして食べるのがおすすめです。
腐ったスイカの捨て方
腐ったスイカをそのままゴミ袋に入れると、臭いもキツくなりますし、水分がどんどん出てきてビショビショになってしまいます。
スイカは水分の多い食べ物。捨てる時は水分が漏れださないように新聞紙でくるんでからビニール袋に入れて捨てたり、天日干しにするなどしてスイカの水分を抜いてから捨てるのがおすすめです。
まとめ
・腐ると色が薄くなったり酸味がきつくなったりする、ガスが出て爆発する
・腐ったスイカを食べると食中毒の症状が出る
・丸ごとの場合は冷暗所に、カットしたものは野菜室に入れて保存する
・腐ったスイカを捨てるときは水分が漏れないようにするか、乾燥させてから捨てるのがおすすめ
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