きのこの冷凍保存のポイント！洗う？いつまで？疑問を全て解説

きのこは冷凍保存すれば、いつでも調理できて便利です。

でも、どう冷凍保存すればいいの？と分からない点も。

そこで今回は、

などの疑問を詳しく解説します。

冷凍保存に向いてるきのこ・向かないきのこは？

きのこは水分が多い食材なのですぐに腐ってしまいます。

ですから、きのこは冷凍保存するのがおすすめです。

冷凍することでうまみ成分や食感がアップ！生で食べるよりも美味しく食べられます。

冷凍保存に向いているきのこ、向かないきのこについて見ていきましょう。

冷凍保存に向いているきのこ

一般家庭で調理されるきのこは全てが冷凍保存に向いています。

冷凍後の日持ちの目安は1ヶ月です。

冷凍保存できないきのこ

冷凍保存が向いていないきのこの種類はありません。

しかし、中には「きのこを冷凍するとまずい」といった意見もありました。

例えば、エリンギは冷凍すると固さがなくなり歯ごたえが減ってしまうこと。

しめじやえのきは「みずっぽくなりクタクタになってしまうから」というのが理由にあげられます。

しかし「美味しく食べられるか？まずくなるか？」は、冷凍や解凍方法次第です。

適切に保存し、調理方法を考えるなど工夫してみましょう。

きのこの冷凍保存のポイント

きのこは正しい方法で保存すれば美味しく食べられます。

きのこの冷凍保存のポイントについて見ていきましょう。

きのこは洗う？冷凍の方法

きのこは水分に弱い食材です。

きのこを冷凍するときは、水で洗ったり濡らさないようにするのがポイント！

汚れが気になる時は、乾いたキッチンペーパーなどで表面の汚れを拭き取ったり、切り取ったりして保存します。

そして、冷凍する際には調理しやすい大きさにカットしましょう。

汚れを落とし、ちょうどいい大きさにしたら密閉袋に入れます。

空気が残っていると酸化してしまうので、しっかりと空気は抜きましょう。

ちなみに、なめこは例外です。買ってきた袋のままで冷凍することができます。

調理後のきのこ料理は冷凍できる？

きのこは生のままでも冷凍できますが、調理後のきのこ料理も冷凍することができます。

味付けをして冷凍しておけば、すぐに使えるので便利です。

冷凍保存したきのこの解凍の仕方

冷凍保存したきのこは、解凍せずにそのまま使います。

凍ったままのほうが風味が失われずに美味しく食べられるからです。

解凍してしまうときのこから水分が出てしまうので、食感や風味が悪くなります。

カチカチに凍ってしまい「ほぐれない」という場合は、事前に冷蔵庫に移し、半解凍にして使用しましょう。

冷凍保存したきのこがまずい！理由は？

冷凍保存したきのこがまずい場合、次のような理由が挙げられます。

きのこは水分に弱く、濡れてしまうと食感や風味が落ちます。

また、空気が入ってしまうことで酸化し、こちらも風味が落ちる原因に。

完全解凍した場合も、きのこから水分が出てしまい、本来の食感が楽しめません。

冷凍保存したきのこの栄養

きのこは旨味が強い食材です。

きのこのうまみ成分には、

の2種類があります。

どちらも疲労回復や生活習慣病の予防に効果のある成分ですが、実は生のままでは充分に効果を発揮できません。

しかし、冷凍することで細胞壁が壊れ、栄養価や旨味成分が2～6倍もアップすると言われているんです。

ですから、きのこのメリットを感じたい方は冷凍保存がおすすめですね！

冷凍きのこを使った美味しいおかず

冷凍きのこを使った美味しいおかずを紹介します。

炊き込みご飯

お米を洗い、醤油、みりん、かつおだしを混ぜ、凍ったきのこを入れて炊飯します。

ご飯が炊けたらしっかりと混ぜましょう。

マリネ

冷凍キノコを電子レンジでチンし、しんなりとさせます。

そこにあらかじめ混ぜておいた、オリーブオイル、酢、砂糖、塩をかけます。

お好みであらびき黒こしょうをかけると味にアクセントが出ます。

スープ

お湯を沸かし、冷凍きのこをそのまま煮ます。

味付けは中華だしやコンソメ、和風だしなどお好きなものでＯＫ。

仕上げに卵を回し入れましょう。

きのこ以外にも、玉ねぎやにんじんを入れても美味しいですね。

まとめ

最後にポイントをまとめていきます。

きのこは冷凍保存できることが分かりました。

冷蔵庫の奥でいつの間にか腐っていたことも多かったので、購入したらまず冷凍すれば1ヶ月は安心して保存できますね。

また、色々な種類を混ぜたきのこミックスを作っておけば、より調理の手間も省けますよ♪