キャラメルはとても甘いので、子供が好むおやつです。
ポップコーンやスナック菓子にもキャラメル味があるので、馴染み深いですよね。
しかし、「子どもが小さいうちからあげるのは抵抗がある」という意見も少なくありません。
実際にわたしも「あんまり早いうちから味を覚えさせちゃうのもこわいな…」と感じていました。
一方、子どもの集まりで配られることが多いのも事実。いつから食べていいのか悩ましい食品です。
そこで今回は、
✔グリコのキャラメルは何歳から?
✔幼児に食べさせる時の注意点
について詳しく解説していきます。
キャラメルをあげる時期について悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
キャラメルはいつから食べられる?
キャラメルは味が濃く食感も固めなので、離乳食が終わらないうちから与えるのは避けるべきと考えられています。
牛乳と砂糖を煮詰めて作られる一般的なものは、栄養もあまり期待できません。
おやつ(補食)にはむかない食品です。
また、キャラメルは歯の間にはさまりやすいので、いつまでも口の中に残ってしまうこともあります。
歯に挟まった時、自分で取り除ける年齢になるまでは、キャラメルを与えるのは控えたほうがいいでしょう。
しかし、子ども向けのイベントで配られた場合は、「欲しい!」と言ってなかなか引かないこともありますよね。
そういった場合は、3歳以上であれば1粒だけあげても良いでしょう。
ただし、誤飲しないかきちんと食べきるまで見守ってあげてください。
また、キャラメルの代わりにフルーツなど、ちょっとしたものを代用品とする方法も。
「こっちのほうが美味しいよ」といって、口の中に入れてあげればそれだけで満足する場合もあります。
グリコのキャラメルは何歳から?
グリコはグリコキャラメルを「栄養菓子」と定義しています。
グリコのキャラメルは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが多く含まれている栄養機能食品なんです。
ただ、具体的な年齢は記載されていないので、何歳から与えるのかは保護者の判断となります。
ちなみに、2006年頃の話ですが、グリコのキャラメルにはおまけの絵本がついていました。
その絵本の対象年齢はだいたい3〜5歳前後。キャラメルも3歳〜5歳くらいの子が食べるのを想定していたと考えられます。
ですから、「早くても年少さんくらいから」と考えておくと良いかもしれませんね。
キャラメルを与える時の注意点
キャラメルを与える際に気をつけてあげたいのは、以下の3点です。
①虫歯
キャラメルは粘度が高いお菓子です。歯にくっついて、いつまでも口の中にある状態が続き、虫歯リスクをグッと上げてしまいます。
我が家でも3時のおやつに食べさせたのに、夕食の時に「まだ口の中にあった!」なんてこともありました。
食べ物がだらだらと口にある状態は、虫歯の原因になってしまいます。
与えたあとは、歯の間にキャラメルがくっついていないかチェックしてあげてください。
さらに、お水やお茶を飲んでなるべく口の中に残らないようにしましょう。
②カロリー
キャラメルは一粒20kcal前後です。
3歳児のおやつの目安カロリーは200kcalほどですから、一粒程度であればそれほど影響はありません。
しかし、おやつといっても小さい子には「おやつ=補食」ですから、キャラメルよりもおにぎりやふかし芋といった栄養満点のものが望ましいです。
③のどにつまりやすいサイズ
キャラメルは子どもの喉に詰まりやすいサイズです。
キャラメルほどの大きさの食べ物は、誤飲しやすいといえるでしょう。
また、唾液に触れることで滑りやすくなるため、心配な場合は小さくしてから与えるようにしましょう。
まとめ
「キャラメルはいつから(何歳から)与えても良いのか?」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・早くても3歳以上を目安にする
・虫歯、カロリー、誤飲には気をつけてあげよう
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