レモン水は体に水分を巡らせ、レモンによるビタミンCやクエン酸による効果が期待できます。
ダイエットや風邪予防、疲労回復といった体に嬉しい作用が満載です。
そこで今回は、
・飲むタイミングと時間別の目的
・効果がない場合は?
・飲みやすいレモン水
について分かりやすく解説します。
レモン水はどんな効果がある?
レモン水は爽やかな口当たり以外にも、ダイエット効果や風邪予防など色々なメリットがあります。
◎朝……寝起きで体内の水分量が減っている朝。
水分とビタミンCを補給することで、代謝アップや風邪予防が期待できます。特に、白湯で飲むホットレモンは胃腸を温める効果も。また、レモンには老廃物を外に出す働きがあるので、デトックス作用を高めて美肌を目指す方にもぴったりです。
さっぱりとした口当たりにより、スッキリとした目覚めで1日をスタートさせることができます。
◎食前……レモン水を食前に飲むことで、交感神経が刺激されます。
その結果、空腹ホルモンが抑えられ食べ過ぎが防げるんです。
更にホットレモンにしてゆっくり飲めば、お腹が温まり満足感が高まります。
◎食事中……糖質と脂質が燃えやすい体になります。レモンに含まれるクエン酸が糖質の代謝を促進し、脂質をエネルギーに変える働きが期待できます。
◎食後……油ものを食べた後でも、レモンの風味で口の中がサッパリ爽快に。また、唾液の分泌やクエン酸による殺菌作用は口臭予防にも役立ちます。
レモン水を飲む時の注意点
空腹時に飲むと胃が荒れることがあります。
レモンに含まれる酸が胃粘膜を刺激してしまうためです。
胃が弱い方は朝一番ではなく、胃に食べ物がある食事中や食後に飲むようにしたいですね。
レモン水に含まれる栄養素
レモン水にはクエン酸やビタミンCを始めとする、様々な成分が含まれています。
水分の代謝を正常化し、便秘やむくみを解消。
消化吸収を促進する効果もあります。
酸性であるクエン酸が口腔内のphを下げ、口臭の原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。疲労物質である乳酸の分解も促すので、疲労回復にも効果大です。
✔ビタミンC
レモンにはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCはシミやたるみを防ぎ、コラーゲンの生成を助けます。
更にシミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制するので、美白効果が期待できます。
✔リモネン
柑橘系に多く含まれている、爽やかな香りの正体です。
皮に多く含まれており、気分をリラックスさせる効果があります。
✔葉酸
赤血球の生成を促進してくれる効果あり。
その結果、貧血の予防となります。
✔食物繊維
血糖値上昇の抑制やコレステロールを下げる効果があります。
また、腸内細菌の働きをサポートするので、腸内環境の改善が期待できます。
✔β-カロテン
抗酸化作用で身体の酸化を防ぐ働きがあります。
上記のように様々な栄養素を含むレモン水ですが、実は食前にうがいに使うだけでも効果があるんです。
食前にうがいをすることによって、食欲を抑制してくれる効果が期待できます。
レモン水は効果なし!口コミの理由は?
レモン水は飲むタイミングによって、体に嬉しい作用があるといっても中には「効果がなかった」という方もいます。
・納豆キムチと併用したけどダメ
・すっきりする感じも得られない
など人によって、結果に違いがあるようです。
しかし、中には「緑茶にポッカレモンを入れたもので痩せられた」という声もありました。
効果を感じられない場合は水+レモンではなく、カテキン作用も期待できる緑茶+レモンを試してみると良いかもしれませんね。
レモン水の基本的な作り方&アレンジ方法
レモン水の作り方はいたって簡単です。
コップ一杯の水(200ml)に対して、レモン2分の1個を用意します。
レモンを絞って水に混ぜるだけです。
1日にレモン1つが目安摂取量となるので、朝と晩といったように1日2回飲みましょう。
(生のレモンより効果は薄いですが、ポッカレモンでもOK)
また、香り成分のリモネンが多く含まれている皮の部分も一緒に入れると、爽快さを味わえるのでおすすめです。
飲みにくい場合は水を炭酸水に変えたり、はちみつや岩塩を入れると飲みやすくなります。
まとめ
「レモン水の効果」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ホットレモン白湯にするとより体が温まり、代謝アップ
・胃が弱い方は食事中や食後に飲もう
・レモン水が飲みにくい場合は、はちみつや岩塩を入れてみよう
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