いちごの食べ過ぎは「お腹の調子が悪くなる」と知っていますか?
いちご狩りで張り切って食べてしまうと、帰りはトイレ通いになるかもしれません。
そこで今回は、
・食べ過ぎにならない適量
・いちごの効果
について詳しく解説します。
いちごを食べ過ぎると心配な影響がある?
いちごの食べ過ぎは以下のような困った症状を招きます。
①下痢・腹痛・胃痛
甘くて美味しい苺の実の部分。
スイカより多い90%もの水分を含んでいます。
しかし、「水分が多い=胃腸を冷やす」ということ。
なのでお腹の不調が起こりやすいんです。
また、いちごにはキシリトールという天然の甘味料が入っています。
このキシリトールは消化されにくいので、下痢を引き起こす要因になります。
他にも、ビタミンCも適度なら身体に良い栄養素ですが、天然の下剤と呼ばれるほど便を柔らかくする働きがあります。
②アレルギー
いちごはアレルギーを引き起こす可能性のあるフルーツですので、いちご狩りなど一度に大量に食べる際には特に気をつけましょう。
赤い発疹が出たり口や喉がイガイガ、チクチクを感じる場合があります。
時には、蕁麻疹や腹痛・発熱を引き起こすこともあるんです。
③肌荒れ?
いちごに含まれるビタミンCといったビタミンはお肌に良いものです。
ただし、いちごは水分を多く含むので体が冷えてしまい、血液のめぐりが悪くなる恐れがあります。
血液のめぐりが悪いと肌代謝が正常に行われなくなり、肌荒れの原因になってしまうんです。
④頭痛?
いちごで頭痛が起こることはありません。
ただし、水分が多いので体が冷え、その結果として自律神経が乱れて頭痛が起こることもあります。
⑤太る?
いちごは食べ過ぎても太ることはほぼありません。
いちごには、天然の甘味料キシリトールが含まれています。
キシリトールは砂糖と同じぐらいの甘さがあるのに、カロリーは7割ほどと低いので少々食べ過ぎても太る心配はないんです。
カロリーも大粒1個10キロカロリーほどで、脂質もほぼゼロ。
お菓子を食べるよりずっとヘルシーです。
ただし、練乳や砂糖をかけると途端に高カロリーになってしまうので、気をつけてくださいね。
⑥舌、手の色が変わる?
「みかんを食べ過ぎると手の色や肌の色が黄色くなる」なんてよく聞きますが、いちごではその心配はないんです。
そもそもみかんの食べ過ぎで黄色くなるのは「カロテン」によるもの。
いちごにはみかんほどのカロテンは含まれていないので、舌や手が黄色くなることはありません。
苺の食べ過ぎにならない適量は?
いちごの適量は普通サイズで8粒、大粒で5~6粒ほどになります。
1日に推奨されるビタミンC摂取量は100mg。
10粒食べればそれだけで摂取基準量に達してしまいます。
他の食事からもビタミンCは摂っているので、10粒よりやや少ない8粒ほどが適量です。
とはいえ、「頻回にいちごを大量に食べる」などしなければ心配する必要はないですよ!
ただ、いちご狩りでは元をとるために食べ過ぎるので、お腹を壊してしまうかもしれませんが(^-^;
たまにしか行かないので、いっぱい食べたいですもんね。
なので、いちご狩りでは、せめて普通サイズで15粒ほどを目安にしておくといいと思います。
いちごは食べ過ぎなければOK!効果について
・むくみ解消
・生活習慣病の予防
・免疫力の向上
・美肌
ビタミンCは「天然の下剤」と呼ばれているので、整腸作用が期待できます。
また、いちごに含まれるカリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみの解消・高血圧予防に一役かってくれます。
他にも、いちごには虫歯予防に利用されるキシリトールも含まれていましたね。
キシリトールは甘味料のひとつであり、虫歯の原因となるミュータンス菌のはたらきを封じ込める働きをします。
そして、ビタミンCは免疫力の向上・ストレスを和らげる・美肌効果など、摂り過ぎなければメリットがいっぱい。
更に、いちごは葉酸を多く含むフルーツなので、妊活中の女性や妊娠・授乳期の方に特におすすめです。
まとめ
「いちごの食べ過ぎによる影響」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・その他にも食べ過ぎると、アレルギーや肌荒れが起こる
・適量は普通サイズで8粒、大粒サイズ5~6粒ほどまで
当サイトでは「食べ物」に関する色々な情報を紹介しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。