春雨はヘルシーというイメージがありますが、食べ過ぎはやっぱり太ってしまうんでしょうか。
麺類の代わりに食べることが多いので気になります。
また、春雨を食べ過ぎると「気持ち悪い」といった、困った症状が出る方もいるみたいです。
そこで今回は「春雨を食べ過ぎる影響」について詳しく調べてみました。
適量についてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
春雨の食べ過ぎはダイエットの敵!?太るの?
春雨は他の炭水化物を食べ過ぎるよりは、太りにくいと言われています。
例えば、茹でた春雨100gのカロリーは約76kcalに対し、白米は約156kcalとなっています。
血糖値の上昇をあらわすGI値でも春雨は35、白米は88と圧倒的に春雨はヘルシーです。
食パンや茹でうどんでも同様のことがいえます。
茹でた春雨は35で低GI食品のため、血糖値が上がりにくいのです。
これらのことから、春雨は食べ過ぎても太りにくいと言えるでしょう。
春雨を食べ過ぎるとどうなる?体に悪い?
春雨は食べ過ぎても太りにくい食品ではありますが「下痢」「胃痛」「便秘」「気持ち悪い」といった症状を引き起こす可能性があります。
これらの症状の原因は、消化不良です。
春雨がまだ少し硬かったり、芯が残っていたりすると胃で上手く消化されません。
さらに、戻りきらなかった春雨が胃の水分を吸収し膨らんで膨張してしまうために、胃痛が起こります。
そして、春雨にはでんぷんが含まれているのですが、でんぷんは腸の中に入るとガスを発生させることも。
ガスのせいでお腹が張り胃が圧迫されると、胃痛や気持ち悪さを感じる要因になります。
また、便秘の原因には春雨に含まれる食物繊維も関係しているんです!
適量であれば、食物繊維は腸内の水分を吸収し、便の量を増やします。
本来は便秘解消に役立つ成分なのですが、食べ過ぎにより便の量が多くなって腸をスムーズに動くことができなくなり、逆に便秘にしてしまうのです。
もし、春雨を食べ過ぎて不調を感じたときはゆっくりと白湯を飲んだり、胃腸薬で様子をみてみましょう。
ただし、あまりにも調子が悪ければ、病院で診てもらうことをおすすめします。
春雨の食べ過ぎにならない適量について
春雨1食の適量は、乾燥していない状態で10~15gです。
少なく感じるかもしれませんが、春雨は茹でると水分を含み4倍ほどの重量になります。
思ったよりも満足感がありますので、「少ないかな?」と思うくらいがちょうど良い量です。
春雨で太らない、体に優しい調理のポイントは?
春雨を調理するときのポイントは、柔らかくなるまで十分に茹でて戻すことです。
戻りきっていない春雨は消化不良を起こし、気持ち悪くなってしまいます。
そのため、透明になるまでよく茹でてくださいね。
そして、味付けは薄めを心がけましょう。
塩分が濃いと胃の粘膜を荒らすもととなりますので、薄味にすることが大切です。
また、薄味にすることでむくみ防止となり、体重増加も防げます。
春雨を食べ過ぎるとどうなる? まとめ
「春雨を食べ過ぎるとどうなるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ただし、食べ過ぎると胃の不調などを招く
・具合が悪くなったら白湯をゆっくり飲んでみる
・食べ過ぎにならない適量は10~15g
・よく茹でて、味は薄めにすることが調理のポイント
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