ビタミンCが豊富なグレープフルーツ。
離乳食には一体いつから取り入れられるのでしょうか。
酸味や苦味が苦手な赤ちゃんも多そうですよね…。また、アレルギーなどの刺激も心配です。
そこで今回は「グレープフルーツはいつから食べられるのか」について詳しく調べてみました。
下ごしらえや切り方についてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
グレープフルーツはいつから?離乳食で食べられる時期
グレープフルーツは、離乳食が完了する1歳〜1歳6ヶ月が目安となります。
離乳食後期の生後9~11ヶ月から与えることもできますが、刺激が強すぎるため、あまり離乳食向けの果物ではありません。
ただ、グレープフルーツには、
・クエン酸
・ナリンギン
・ビタミンB9(葉酸)
・リモネン
・イノシトール
・食物繊維
・ビタミンB1
・ビタミンB3(ナイアシン)
・カリウム
・βカロテン
・ビタミンP
などの栄養素が含まれているので、ベビーダノンなど乳幼児向けヨーグルトやバナナを潰したものに混ぜて与えてあげると良いでしょう。
グレープフルーツを与えるときの目安量は、生後9~11ヶ月で30~40g、1歳~1歳6ヶ月で40~50gとなっています。
グレープフルーツの下ごしらえと切り方は?
グレープフルーツは形が整っていて、ずっしり重みのある色鮮やかなものを選びましょう。
できれば、国産の有機栽培の購入をおすすめします。
①よく洗い、皮についた農薬を洗い流す
②皮をむき、中の薄皮も綺麗にむくようにする
薄皮は消化が悪いので、残さないように注意が必要です。タネをとることも忘れないようにしましょう。
【切り方】
離乳食に混ぜるときは、果肉を潰して果汁だけを与えます。
離乳食が完了した幼児には、食べやすいように小さく切ってあげてください。
グレープフルーツを与える時の注意点!
初めてグレープフルーツを与える時の注意点は3つです。
①スプーンひとさじの果汁は加熱してから
初めてグレープフルーツを与えるときは、アレルギーの可能性を考えて、スプーンひとさじから与えることをおすすめします。
また、加熱することでアレルギーを起こしにくい状態になりますから、温めてあげるといいですね。
さらに、火を通すと甘みが増し、殺菌効果も期待出来ます。
②口腔アレルギーに注意
先ほど少しお伝えましたが、グレープフルーツでアレルギーを起こす可能性があります。
『口腔アレルギー症候群』といい、口の周辺や舌、唇が赤く腫れたりするのが主な症状です。
最近では『ラテックスフルーツ症候群』とも呼ばれています。
アレルギーで現れる症状は他にもあり
・頭痛
・腹痛、下痢
・吐き気
・鼻炎
などです。
これらの症状が現れた場合、すぐに病院に受診してください。
また、グレープフルーツでアレルギー反応が出た場合は、りんご、桃、バナナ、キウイ、柑橘系にも気をつけましょう。
③食べ過ぎにならないように
グレープフルーツにはビタミンCやクエン酸が多く含まれていますが、これらの成分は胃腸を刺激します。
そのため、食べ過べすぎると消化不良になり、下痢を起こしてしまうので注意してください。
グレープフルーツはいつから? まとめ
「グレープフルーツはいつから食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・刺激が強いので離乳食向けの果物ではない
・薄皮や種を取って下ごしらえする
・与える際は口腔アレルギーに注意しよう
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