カレーはもはや国民食といってもいい存在です。
我が家でも1ヶ月に1度は必ずカレーを作ります。次の日も食べられるので、美味しいだけでなく手間も省けるのが嬉しいところ。
ただ、カレーは脂質や炭水化物が多いイメージがあるので、太るんじゃないかという心配があります。
せっかくダイエットで体重が減ったのに、カレーで元に戻ったなんて悲しすぎ(;’∀’)
そこで今回は、カレーは太るのかについて詳しく調べました。
また、太る理由や痩せる理由についてもお話するので、ぜひ参考にしてくださいね!
ダイエット中のカレーは太る?
カレーはカロリーが高いので、食べ方によって太ってしまうのは事実です。
たとえば代表的なポークカレーのルーだけでも、カロリーは約387kcalとなります。
そこにご飯を足すと600kcalを超えてしまうんです。
運動量が多い人であれば問題ないカロリーですが、運動量が少なかったりダイエット中の方は少し気をつけたほうがいい食べ物といえるでしょう。
また、外食のカレーは800kcalを超えることも珍しくありません。
糖質も多く含まれているので、食べ方には工夫が必要です。
カレーで太る原因は?
カレーで太る原因は大きく3つです。
①ご飯
カレーのときにほしくなるご飯ですが、ルーと同じくらいのカロリーがあります。
盛り付けるご飯の平均的な量は200g~250gです。
エネルギー量にすると、およそ336~420kcalになります。
ご飯とカレーの組み合わせは、カロリー大幅アップのもとです!
②具材やトッピング
カレーにはじゃがいも・にんじん・玉ねぎ・牛や豚などのお肉が定番ですよね。
じゃがいは芋類なので炭水化物のかたまりです。
糖質は、エネルギーとして消費しきれないと脂肪になってしまいます。
また、牛肉や豚肉は脂身が多いと美味しいですが、カロリーがその分高くなってしまうので要注意!
そして、カレーのトッピングも太りやすいものが多いんです。ハンバーグや唐揚げ、エビフライにウインナー。
どれも美味しいですが高カロリーです。
トッピングをすればするほど、カロリーのかさ増しになります。
ココイチでは、トッピングによって1皿1,800kcalのものもあるとか。それで1日分カロリーが摂れてしまいますね。
③市販のカレールー
市販のカレールーには、動物性油脂や小麦粉が使われています。
大量の油と小麦粉に含まれる糖質。それを同時に摂っていることになるのです。
太る原因のひとつとして「脂肪と糖を一緒に摂ること」も挙げられます。
市販のカレールーは簡単で美味しいですが、太る要素があるといえるでしょう。
カレーで痩せる理由
一方で、朝カレーダイエットなど「カレーは痩せる」といった声も耳にします。
カレーは太るだけでなく、痩せる要素も実はあるんです。
特にカレーに含まれるスパイスは血流をよくし痩せる効果だけでなく、体にいい効能もあることが分かりました。
◎ターメリック(ウコン)
カレーの色付けに使われるターメリックは、脂肪燃焼や肝臓の働きを助けてくれます。
◎クミン
クミンは「脂肪燃焼系スパイス」とも呼ばれ、減量を促し体脂肪を減らす効果があります。
他にもスパイスたっぷりのカレーは、幸せホルモンを分泌するので精神的な満足感を感じやすいのでドカ食いにならずに、痩せるといわれています。
カレーで太らない痩せる食べ方を紹介
カレーの痩せる食べ方のポイントです。
・具材をヘルシーなものにする
・スパイスからカレーを作る
・食べるなら「朝」
カレーはごはんのカロリーが多いので、お茶椀に半分くらいの量を目安にします。
物足りない方は、血糖値を上げにくい玄米やカリフラワー、こんにゃく米、おからを足してみましょう。
量が増えるだけでなく、食物繊維がプラスされるので食べごたえがあり、お腹が満たされます。
また、入れる具材は豚肉ではなく、鶏むね肉といったたんぱく質が豊富でヘルシーなものがおすすめです。
じゃがいもの代わりに、ナスやトマトを入れた野菜カレーもおいしいですよ。
そして、手間はかかりますがスパイスからカレーを作ってみましょう。
余計な油や小麦を使わずに済みますし、自分好みにスパイスの調整でき、より高いダイエット効果が期待できます。
最後に、食べる時間は「朝」がおすすめ。
朝に摂取したエネルギーは消費しやすく、スパイスにより血流がよくなるので1日を通して代謝が上がりやすくなります。
まとめ
カレーは太るのかについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・カレーで太る要因は「ご飯」「具材・トッピング」「市販のルー」
・一方でカレーにはスパイスによる痩せる効果もある
・太らない食べ方は、「ご飯を減らす」「お肉は鶏むねにくなどヘルシーなものに」「朝に食べる」「スパイスから作る」
他にも本サイトでは、食品についていろいろな記事を紹介しています。興味のある方はぜひご覧になってくださいね。