そうめんのつけ汁に煮物など、料理の心強いお供となってくれるめんつゆ。
しかし、1本の容量が多いので、全部を使い切るのは大変ですね。
賞味期限内になくならない事も多く、気づいたら「賞味期限が切れていた!」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんなめんつゆですが、日持ちや腐った時の変化がいまいち分かりません。
そこで今回は、めんつゆの日持ちと腐る時の見分け方について分かりやすくお話していきます。
冷蔵庫に「めんつゆが残ったまま」という方は、ぜひ参考にしてくださいね!
めんつゆの賞味期限は?どれくらい日持ちする?
めんつゆが未開封であれば、製造日から12ヶ月~18ヶ月の間で賞味期限が設定されています。
※メーカーやめんつゆのタイプによって、多少の違いがあるようです。
一方、一度でも開封してしまうと賞味期限に関係なくストレートタイプなら約3日間、2倍濃縮なら約2週間、それ以外なら約1ヶ月が使い切りの目安となります。
賞味期限は「品質が変わらずおいしく食べられる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」のことです。
ですから、賞味期限が切れたからといって、すぐに料理に使えなくなるわけではありません。
めんつゆが腐るとどうなる?見分け方は?
めんつゆが腐っているかどうかは、見た目・におい・味で判断できます。
以下に6つのチェックポイントをまとめました。
・表面に膜が張る
・ドロッとしている
・浮遊物が見える
・酸っぱいにおいがする
・栓を開けると「プシュッ」と音がする
見た目の濁りや膜は、カビや雑菌によるものです。
また、めんつゆが腐った時は、見た目は大丈夫でも臭いや味に変化が出てくることがあります。
舐めると発酵が進んだことによる酸っぱさが感じられるので、その場合は処分したほうが安心です。
めんつゆだけでなく「フタにカビがついている!」なんてこともあるので、フタのチェックも忘れずにしましょう。
めんつゆが腐る原因!
めんつゆが腐る主な原因は、
・外気に触れること
・めんつゆに含まれる水分
の2つです。本来めんつゆは、砂糖・醤油・みりん・酒・塩分が入っており、腐りづらい調味料なのですが、出し汁の割合も多いので保存状態によっては傷みやすくなっています。
特にストレートタイプは、出し汁の割合が多いので要注意!
めんつゆの最適な保存方法は?
未開封のめんつゆは常温で、開封済みの場合は雑菌が繁殖しずらい冷蔵庫での保存がおすすめです。
更に調理の時は出しっぱなしにしない、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしない
といった2点に気をつけると、より傷みにくくなります。
そして長期保存したい時は、冷凍がおすすめです。
ただし、めんつゆの冷凍保存には賛否両論があり、濃縮タイプのめんつゆの場合は凍らせることで成分が分離してしまうといったデメリットも見られました。
とはいえ、冷凍保存はめんつゆを最も長持ちさせる方法ですので、分離が気にならなければとても便利だと思います。
やり方は、製氷皿にめんつゆを入れて凍らせるだけ!
そうめんのつけ汁に使う時は、雑菌が繁殖しないよう冷蔵庫で自然解凍します。
煮物に使う時は、凍ったまま鍋に入れてOKです。
めんつゆの日持ちと腐る時の見分け方 まとめ
今回は、めんつゆの日持ちと腐った時の見分け方についてでした。
要点をまとめますと…
・開封後はなるべく早く消費する
・腐った時は見た目、におい、味に変化が出てくる
・未開封なら常温、開封後なら冷蔵と冷凍がおすすめ
めんつゆが腐った時は何らかのいつもと違ったサインがあるので、賞味期限切れになったらしっかりと観察してから使いたいと思いました!