我が家の朝にジャムは欠かせない存在です。
ただ、何個か買いだめすると、賞味期限切れになってしまうジャムも出てくるんです。
「あんまり長くおくと腐ってしまうかな」と思うのですが、そもそも腐った状態が分かりません。何か分かりやすい変化があるんでしょうか。
そこで、ジャムが腐るとどうなるかを詳しく調べました。
賞味期限内に食べきれなかったジャムがある方は、ぜひ参考にしてくださいね!
ジャムが腐るとどうなる?
市販品と手作りのジャムが腐った時の、6つの変化をまとめました。
✔カビが生える
✔かび臭い(においがしないこともある)
✔糸をひく
✔苦くなる
ジャムは砂糖をたっぷり使っているので腐りにくいのですが、開封済みであれば賞味期限に関係なく食べてしまったほうが良いです。
手作りの場合は腐るまでの目安はありませんが、市販品よりも傷みやすいのでこちらも出来るだけ早く食べましょう。
また、ジャムが腐った時に生えてくるのは白カビです。カビの前に表面が乾くといった特徴もみられことがあります。
冷蔵庫の一番上の棚は、永遠に水平には見えない。小さいのを実感するとき。
— 南町みき子 (@minamimatimiki5) July 15, 2019
下からしかみえないし、奥は踏み台をもってこないと手も届かない。
まさかのジャムに白カビが・・・・近くでみたらひどいことになっていて、捨てた。
今度から、ジャムは小分けにして冷凍がいいかもって思う。失敗でした。 pic.twitter.com/t87kZj9w0Y
ジャムが腐る原因は?
ジャムが腐るのは、雑菌が繁殖するからです。
雑菌は温度・水分・酸素・栄養分といった条件が揃うと増えるので、カビの発生につながります。
そして、口をつけたスプーンでジャムをとるのは要注意!
唾液がジャムに混入してしまうので、とっても腐りやすくなるんです。
ジャムの蓋の開けっぱなしもNG!空気中のカビが瓶に入りこちらも腐る原因になります。
手作りの瓶詰めのジャムは容器の殺菌が不十分なことがあるので、市販品よりも腐りやすいです。
また、ヘルシー志向のため砂糖をあまり入れず糖度が低いと、水分が発生しカビやすくなります。
ジャムは冷凍しても腐るの?
ジャムは冷凍すると腐りません。冷凍すると雑菌の繁殖が抑えられるからです。
糖度の高いジャムなら冷凍しても固くなりませんし、いつでもおいしく食べられます。
ただし、水分の蒸発による冷凍焼けを防ぐため、1年以内には食べきってしまいたいところです。
冷凍保存する時はサランラップに小分けに包んで、ジップロックに入れます。
包む量の目安は、1回で使い切る分がおすすめ。
瓶ごと冷凍することも出来ますが、膨張により割れてしまう恐れもあるので、割れ防止のため満杯に入れずに8割の量を目安にしましょう。
ジャムが腐らない使い方&保存方法
ジャムを腐らせないためには、冷蔵もしくは冷凍で保存しましょう。
開封後のジャムは、カビが生育しづらい10℃以下の場所で保存する必要があるからです。
また、開封したジャムは清潔なスプーンで取り、出来るだけ雑菌が混ざらないように使いましょう。
保存の際はしっかりと蓋をしめるか、冷凍ならラップで包んでからジップロックに入れて空気に触れないようにします。
また、手作りの場合はジャムを瓶詰めする前に、瓶の煮沸消毒を15分ほど行います。
煮沸消毒をすることによって、殺菌効果があるからです。
煮沸消毒は大事!
ジャムが腐るとどうなる? まとめ
今回のポイントをまとめると…
・ジャムが腐ると見た目に変化が出てくる
・賞味期限に関わらず開封後は2週間以内に食べる
・雑菌が入らないようにする
・保存方法は冷凍か冷蔵がおすすめ
ジャムは余りがちですが、出来るだけ早く食べてしまったほうがいいなぁと思いました。
また、腐ってないか確認のためにも、食べる前によく観察したほうがいいですね!