本記事は「ランチにおにぎりだけの生活って栄養的に問題ないの?」と、悩んでいる方に向けて書いています。
お昼ご飯のお弁当をおにぎりだけにすると作るのも楽だし、お金の節約にもなりますよね。
でも、おにぎりっていわゆる炭水化物オンリーなので、栄養不足にならないかなって心配になることも。
そこで今回は、おにぎりだけの時の栄養面や他のお弁当との比較、そしてバランスの取れた食べ方について紹介していきます。
お昼におにぎりだけを食べるメリット&デメリットが理解できますよ。
ランチにおにぎりだけって正直どうなの?栄養は大丈夫?
おにぎりと言っても種類は色々あり、栄養価もそれぞれ変わってきます。
シンプルなご飯と海苔と塩だけのおにぎりは炭水化物だけが多く、タンパク質や脂質は少ないです。
ビタミンも1食の栄養としては足りません。
お茶椀1杯分であるご飯150gのおにぎりだと、およそ200カロリーです。
炭水化物はおよそ57g、たんぱく質は4g、脂質は0.5gとなります。
筋肉の元となるたんぱく質が少ないのが気になりますね。
コンビニで簡単に購入できる、から揚げ弁当との栄養素を比べてみましょう。
から揚げ弁当のカロリーはおよそ780カロリー、炭水化物は83g、脂質は33gもあり、1食辺りの目安を超えています。
漬物や千切りキャベツなどの野菜が加わっていたら、おにぎりだけよりはビタミンやミネラルは多くなりますが、1日分としては少ないです。
おにぎりもコンビニ弁当も、それぞれに足りない栄養素があるのです。
一方、鮭やこんぶといった具が入っているおにぎりはどうでしょう。
鮭おにぎりの場合、たんぱく質が約3gと大幅アップします。こんぶ入りであればミネラルも補給できます。
1食の栄養素としては心もとないおにぎりですが、具ありを選ぶことで栄養バランスは格段に良くなるんです。
ランチにおにぎりだけの口コミ
ランチでおにぎりだけを食べている人の口コミを5つチェックしてみました。
・仕事が忙しいからなかなか時間がとれず、おにぎりだけになってしまう
・お昼は作るのが面倒なので簡単におにぎりだけがラク
・1人前のご飯を食べると、後で眠くなるので少なめにしたくて、おにぎりだけにしている
・ランチ代を節約したいので、お昼はおにぎりだけにしている
・ダイエットの為にランチはおにぎりだけ
仕事などで忙しい昼間にはおにぎりだけで済ましたり、食べた後の仕事の効率の為にわざと少なく食べる人もいました。
「ダイエットのために」とおにぎりだけにしている人もいましたが、おにぎりだけを食べていて本当にダイエットになるのかを、次に考えていきたいと思います。
ランチにおにぎりだけは逆にダイエットになる?
おにぎりといえば、ホカホカご飯で握って食べるのも美味しいですよね。
しかし、ダイエットを考えるなら冷やして食べたほうがいいんです!
冷やすことによってご飯の主成分であるデンプンが食物繊維と同じ働きをするため、糖の吸収を抑えてくれるんです。
しかも、ご飯には水分が多く消化を促してくれるので、快便にも繋がります。
また、油を使ったおかずを食べないことで、脂質の制限にもなります。
おにぎりは腹持ちも良い割に低カロリーですので、余分なカロリーを摂取しなくて済むということです。
ランチをおにぎりだけにすれば、ダイエットに繋がることもあるんですね。
栄養不足にならないおにぎり生活を目指そう
とはいえ、おにぎりだけのランチは栄養素が不足しがち。
そこでおにぎりの具材を工夫したり、スープをプラスして栄養素を補ってみましょう。
自分で作るならば、おにぎらずのように好きな具材をたくさん入れてみて、挟んで作ることもできます。
塩おにぎりだけになった日は、晩ご飯に肉や魚、野菜を取り入れるといいですね!
手軽に作れて食べる事ができるおにぎりは、時間とお金の節約になります。
脂質を摂りすぎる現代人にとって「ランチにおにぎりだけ」も嬉しい効果が沢山あると言えるでしょう。
ランチにおにぎりだけはメリットいっぱい
お昼におにぎりだけの生活は栄養面でのデメリットもありますが、メリットもありました。
具ありのおにぎりにするなど栄養不足にさえ気をつければ、ダイエットや時間とお金の節約になります。
ご紹介した情報を参考に、自分だけのおにぎり生活を楽しんでみてくださいね!