今回はインスタント味噌汁は腐るのかについてお伝えしていきます。
インスタント味噌汁はお湯をそそぐだけの手軽さがいいですよね。
我が家も買い溜めして夜食に、職場ランチのお供にと大活躍。味もしっかりしているので、「これがインスタント⁉︎」と、びっくりするクオリティです。
そんなインスタント味噌汁ですが、ストックしていたことを忘れていて、棚の奥から出てきた……なんてことありませんか?
・賞味期限が切れたインスタント味噌汁は危険?
・腐ったインスタント味噌汁の特徴
元々保存食と言われる味噌ですが、チューブタイプやフリーズドライタイプの味噌汁はどうなのか気になります。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
インスタント味噌汁が賞味期限切れ!いつまで食べることが出来る?
インスタント味噌汁はこれまで生みそタイプが主流でしたが、最近はキューブ状のフリーズドライタイプも人気になっています。
我が家でストックしているフリーズドライの味噌汁の賞味期限は、常温保存で1年でした。
風味がしっかりしている生味噌タイプの賞味期限は、半年から1年程度が目安です。
非常食を兼ね備えたタイプは2〜5年という賞味期限のものもありますよ。
食品には消費期限と賞味期限があります。
消費期限は保存の効かないものに設定されています。消費期限を過ぎた食べ物は劣化が進んでいるので健康にも良くありません。
一方の賞味期限は「おいしく食べられる期限」です。
長く保存できる食品に設定されています。
数日過ぎたからと言って、すぐに命の危険にさらされるようなことはありません。通常、賞味期限が切れてから1~2週間は食べられると言われています。
特にフリーズドライは、半永久的に劣化しないことから宇宙食にも使われているくらいです。
賞味期限が一ヶ月前のものでも腐っている心配は少ないと言えます。
生味噌タイプもフリーズドライタイプも空気に触れていないことが大切です。
開封したものや、高温で放置したものは劣化している可能性があります。
雑菌の繁殖も考えられるため、開封後はすぐに食べるようにしましょう。
インスタント味噌汁が腐るとどうなる?
お椀に正したインスタント味噌汁。「なんだか劣化してる?」と気になるかもしれません。
外袋を捨ててしまい、賞味期限がわからないなんてこともあります。インスタント味噌汁が腐るとどうなるか見てみましょう。
①味の変化
食べ物が腐敗すると酸っぱい味に変化していきます。
インスタント味噌汁も腐ると例外なくすっぱい味がして、味噌の発酵によりビールのように泡立ち苦味が出ることもあります。
腐った味噌汁は明らかにおかしい味がします。食中毒の危険があるので、食べ続けないようにしましょう。
②匂いの変化
排水溝のような、生ゴミのような独特の腐敗臭を感じます。
口元に持っていくと「あ、これはやばいな」という臭いを感じるはずです。
③カビが生えている
生味噌タイプもフリーズドライタイプも、開封したまま放置すると水分や雑菌が入り込みます。
雑菌が繁殖して表面にカビが生えてしまいます。開封後はすぐに食べるようにしましょう。
インスタント味噌汁が黒いのはなぜ?
味噌のチューブを開けたら黒ずんでいた、なんて経験はありませんか?赤だしの味噌汁のような濃い色になっていて、びっくり!なんてことも。
生味噌タイプのインスタント味噌汁によくあります。
味噌が黒ずんでいても腐っているわけではありません。
発酵による「メイラード反応」と言われる現象で、大豆や米のアミノ酸と糖が反応することで、味噌の色が濃くなっていきます。
味に大きな変化はないので、食べても問題ないですよ。
まとめ
・生味噌タイプの賞味期限は半年〜1年程度
・長期保存ができるので、非常食としてもストックできる
・湿気と高温に弱いので、未開封のまま冷暗所で保存
カビや風味に変化がなければ、賞味期限が1ヶ月程度過ぎたとしても、食べることができます。
インスタント味噌汁が家にあると、いざという時にも便利です。ストックしてみてくださいね。