今回は、腐ったアスパラガスの見分け方についてお伝えしていきます。
初夏が旬のアスパラガスですが、最近では輸入ものも入ってきて1年を通して食べることができます。
そのまま食べるのはもちろん、ベーコンと炒めたり、肉巻きにしたり……レシピのバリエーションもたくさんありますよね。
実は、アスパラガスはあまり日持ちがしない野菜です。
・腐ったアスパラガスの見分け方
・アスパラガスのおいしい保存方法
旬のアスパラガスはみずみずしくて歯ごたえ抜群。腐らせずにおいしく保存する方法も紹介しています。
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
アスパラガスはどのくらいの期間で腐る?
アスパラガスは常温で置いておくと、1日で張りがなくなってきます。
スーパーでは輸入もののアスパラガスを見かけるので、日持ちするのかな?なんて考えていましたが、意外にもおいしく食べられる期間は短めでした。
もともと涼しい地域で作られる野菜なので、暑さには弱いんですね。
一方、冷蔵庫では4〜5日ほどの日持ちとなります。
買ってすぐに食べない時は冷蔵庫で保存しておきましょう。
アスパラガスが腐るとどうなる?
アスパラガスは収穫したあとも成長を続ける野菜です。
日持ちせず腐りやすい食材とも言えますね。
そんなアスパラガスの腐った時の見分け方を紹介します。
酸っぱい臭いがしたら危険信号。雑菌で腐敗が進行している証拠です。
排水溝のような悪臭を感じた時も、口にしないようにしましょう。
✔色
アスパラガスは腐り始めると徐々に赤や紫色に変色していきます。
外から見た時は大丈夫でも「断面の色が変わっていた」なんてことも。
ただし、穂先が茶色い場合は腐る一歩手前の状態。完全に腐っているわけではないので食べられることもあります。
✔ぬめり
腐ったアスパラは水分が外に出て雑菌が繁殖するため、ぬめりが出ることがあります。
他にも、切った時に糸を引いたり白い液体が出てきます。
✔柔らかくなりすぎている
新鮮なアスパラガスは、ぴんと垂直に立っています。
一方、腐り始めたアスパラガスはふにゃふにゃしてきます。
縦に持ってぐにゃっと倒れてきたら要注意ですね。
腐ったアスパラガスを食べた影響
腐ったアスパラを食べると食中毒になる危険性があります。
吐き気や下痢のほかに、発熱や頭痛を感じることも。
更に状態が酷くなれば嘔吐や下痢や汗をかいて水分が多く失われ、脱水症状になる危険もあります。
不快な症状が出た時は病院に行くようにしましょう。
アスパラガスの保存の仕方
アスパラガスは冷蔵庫で保存するようにしましょう。
①根元を少しカットして、水で濡らしたペーパータオルで切り口を覆う
②ビニール袋へ入れて野菜室で立てた状態で保存する
アスパラガスの新鮮さを保つには乾燥させないことがポイント。
また、冷凍庫では1ヶ月程度は保存できます。水分量が少ないので冷凍に適しているんです。
生のまま冷凍する時は切り口を2〜3mmカットします。下半分ほどの皮をピーラーで剥き、まとめてラップで包んで保存します。
下茹でした後冷凍する方法もおすすめです。
沸騰したお湯で1分30秒ほど茹でます。粗熱をとった後、数本まとめてラップで包みましょう。
茹ですぎると解凍した時にやわらかくなり過ぎてしまいます。熱湯をかけるだけで解凍できるので手間が省けますね。
まとめ
・冷蔵保存で5日程度、冷凍で1ヶ月ほど保存できる
・腐り始めると、紫色になったりぬめりや酸っぱいにおいがする
使いきれない分はすぐに冷凍しておくことで、長く楽しむことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。