バターロールはその名の通りバターがたっぷりと使われているパンです。
バターの風味が美味しく感じますが、赤ちゃんにはいつから与えても良いのでしょうか。
そこで今回は、
✔バターロールとロールパンの違い
✔離乳食に摂りいれる時に気をつけたいこと
について詳しく解説していきます。
バターロールは何歳(いつ)から与えてもいい?
バターロールを与えてもいい月齢は生後9~11ヶ月(離乳食後期)頃です。
与える際は外側の皮の部分は食べにくいので、中身の白くてフワフワしたところだけをあげるようにしましょう。
バターロールを無理に与える必要はありませんが、食べにくいようならお湯やミルクなどに浸す方法もあります。
また、市販のバターロールには生地にバターが入れ込まれているだけでなく、中にマーガリンが入っているタイプもありますよね。
その場合はマーガリン部分は避けて与えるようにします。
バターロールとロールパンの違い
バターロールとロールパンは形が同じですが、使っている材料が違います。
基本的にバターロールはバターをふんだんにつかっているリッチなパン、ロールパンは無味無臭の脂を使ったものです。
ロールパンもバターロールと同じく生後9~11ヶ月が与える目安となります。
バターロールを与える際の3つの注意点
バターロールを与える際は以下のことに気をつけましょう。
②アレルギー
③量や大きさ
バターロールは食パンよりもカロリーが高く、脂質も多めです。
そのぶん消化に負担がかかりやすいので、消化機能が未熟な赤ちゃんには慎重に与えましょう。
また、バターロールの原材料はバターやマーガリンの他に小麦粉、卵などが使われています。これらはアレルギーが出やすいので最初は一口だけから始めてくださいね。
アレルギーがないことが確認できれば、生後9~11ヶ月には20~35g、1歳~1歳6ヶ月は35~45gを1食あたりの目安量とします。
※バターロール1個の重さは通常30gです。
そしてパンは「赤ちゃんが口いっぱい入れてしまいやすい」といった心配があります。まずは1cm角ほどの大きさにして傍で見守ってあげましょう。
バターロールの保存方法
賞味期限内であれば、バターロールは購入して1~2日以内であれば常温保存が可能です。
冷蔵保存はパンが固くなるので、離乳食用の保存としては向いていません。
長期に保存したい場合は冷凍保存がおすすめです。
ひとつずつラップに包み冷凍しましょう。離乳食に使う時は事前に自然解凍し、トースターで中まで温めます。
ただし、一度冷凍したパンは食べている途中で固くなりやすいので、汁物と合わせたり食べやすくなる工夫があると良いですね。
まとめ
・はじめは中のふわふわした部分だけを与える、マーガリンが中に入ったタイプではマーガリン部分はよける
・脂質、アレルギー、量や大きさに気をつける
・1食分の目安量は生後9~11ヶ月は20~35g、1歳~1歳6ヶ月には35~45g程度
バターロールはバターやマーガリンがたっぷり使われているので与える時期に迷ってしまうかもしれませんが、食べさせる際の注意点を守れば離乳食後期からでもOKでしたね。
食べられるパンの種類が増えれば、ご飯を作る保護者の方も楽になると思います。
バターロールをぜひ赤ちゃんの食事に取り入れてみてくださいね。