休憩中のおやつにぴったりのグミ。お菓子としても定番ですね。
そんなグミですが「食べ過ぎると胃もたれする」という話しを聞いたことがあります。
そこで今回は、
✔グミの目安量
✔グミを食べ過ぎた時の影響
について詳しく解説していきます。
グミで胃もたれすることはある?
グミの主成分はゼラチンです。
タンパク質の一種であるゼラチンは、一度にたくさん摂取すると消化が追いつかないことがあります。
そのためお腹が張って、胃もたれを感じることがあるのです。
また、多くのグミには「ポリデキストロース」という人工的な食物繊維が含まれています。
低カロリーで味も匂いもしない水溶性食物繊維で、腸内の悪玉菌を減らす整腸作用があります。
優秀なポリデキストロースですが、整腸作用が効きすぎると胃のあたりに不快感が出る人も。
グミは一粒食べて胃もたれになることは稀ですが、食べ過ぎるとお腹の負担になる食べ物です。
グミの食べ過ぎってどれくらい?
1日のおやつの摂取カロリーは200kcalが目安となります。
また、ゼラチンの元になるコラーゲンの摂取目安は5〜10gです。
ピュレグミ(レモン味)を例に見てみると、 一粒3.5gあたりエネルギー12kcal、コラーゲンは118.1mg含まれています。
内容量は56gなので、一袋食べるとエネルギー192kcal、コラーゲン1.9g前後に。
コラーゲンは肉などにも多く含まれるため、食事でも摂取することになります。
カロリーの取りすぎは肥満の原因になりますし、コラーゲンを一度に摂り過ぎると消化が追いつかずお腹の調子が一時的に悪くなる人もいます。
グミは1日1袋にとどめておいた方がいいでしょう。
グミを食べ過ぎた時!その他の影響
グミの成分をチェックしたことはありますか?
グミは砂糖や水あめも使われているので、食べ過ぎると糖分の過剰摂取につながります。
糖分を食べすぎることで皮脂が過剰分泌されてニキビなどの肌荒れになりますし、血糖値が急激に上がり太りやすい体になってしまいます。
グミは歯にくっつきやすいため、口の中に残り続けるリスクも。甘いものがいつまでも口の中にあることで虫歯になっていきます。
また、主成分の一つであるゼラチンはタンパク質です。
タンパク質を一度にたくさん取ると、腎臓のろ過機能に負担がかかります。
腎臓の病気を持っている人は特に影響が出てしまうので、食べ過ぎは禁物です!
グミで胃痛になった時の対処法
グミを食べて胃痛を感じる時は、消化が追いついていない証拠です。
水分を適度に摂って、ゆっくりと過ごしましょう。
冷たい水だと胃の負担になるので白湯や常温の水、温めた牛乳がおすすめです。
右を下にして横になると、胃の動きが活発になり腸へ消化した食べ物を送りやすくなりますよ。
食べると毎回のように痛みが出たり、かゆみなど他の症状も出たりする時はゼラチンアレルギーかもしれません。
ゼラチンはアレルギー指定18品目のうちの一つです。
アレルギー反応が出てしまったということも十分考えられます。気になるときは一度医師に相談してみましょう。
まとめ
✔ポリデキストロースが胃もたれの原因になることも
✔グミは1日1袋が目安
✔胃もたれの他に肥満や虫歯リスクもある
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