しば漬けは茄子やきゅうりを細かく刻んで、赤しその葉を加えて塩漬けにした漬物です。
乳酸菌によって発酵させて作るので、生で食べるよりも栄養価が高くなります。
砂糖なども使われていないので、カロリーも低く体に良い要素がたくさん。
しかし、しば漬けは食べ過ぎてしまうと塩分の摂りすぎになってしまう可能性があるんです。
そこで今回は、
✔適量はどれくらい?
✔しば漬けとダイエット
✔効果と効能
について詳しく解説していきます。
しば漬けの食べ過ぎが気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
しば漬けの食べ過ぎは要注意?
しば漬けの塩分量は、10gあたり約0.4gと沢庵の0.4gと変わりはありません。
数字だけを見てみると「ちょっとくらい食べ過ぎても大丈夫」と思ってしまいがちですが、国の基準では1日の食塩の摂取量は男性8g未満、女性7g未満と定められています。
わたしたちが1日に食べるものには、味噌汁やおかずなど塩分が含まれているメニューが沢山。
漬物まで食べ過ぎると、あっという間に塩分オーバーになってしまいます。
しかも実は、世界保健機関(WHO)での1日の塩分摂取量の目安は5gとされているので、海外の基準と比べると日本人は塩分を摂りすぎな傾向にあります。
しば漬けばかり食べてしまうと塩分の摂りすぎになってしまい、
・太る
・高血圧
・動脈硬化
・下痢
といった症状を引き起こしかねません。
特にむくみやすい方は、しば漬けの食べすぎには注意が必要ですね。
しば漬け(漬物)の適量
しば漬けの適量は、小皿に盛る程度でご飯のおともに少しつまむ程度がいいでしょう。
小皿に盛る程度というと15g程度です。
しば漬け15gに対しての塩分量は1gに満たない程度ですから、小盛であれば食べても問題はありません。
しかし、しば漬けのような漬物は塩気と食感の良さからご飯も進みがちですので、食べ過ぎないようにしましょう。
しば漬けの栄養と効能
しば漬けの栄養は次の通りです。
・カロリー・・・30kcal
・炭水化物・・・7g
・タンパク質・・・1.4g
・脂質・・・0.2g
・食物繊維・・・4.4g
しば漬けに使われている茄子は糖質もカロリーも低く、食物繊維が豊富で脂質もゼロなのでダイエットには最適です。
さらに、しば漬けは発酵食品なのでお腹の調子も整えてくれます。
漬物ダイエットという方法もあるぐらい、漬物というのはダイエットにも向いていますし、健康的な食べ物なんです。
しかし、上述したように食べ過ぎてしまうことで塩分過多になり、むくみやすくなって体重が増えてしまう可能性も。
さらに、しば漬けは塩が効いていて美味しいのでご飯が進んでしまいます。
しば漬けに限らず漬物が好きすぎると「ご飯を食べ過ぎて太ってしまった!」なんてことも。
食事の際にはしば漬けばかり食べずに、塩分控えめな具沢山のお味噌汁や納豆などバランスの摂れた献立にしましょう。
また、口寂しい時にしば漬けのみを食べる場合も、温かいお茶と組み合わせて食べ過ぎを防止すると良いですね。
まとめ
✔漬物としての塩分はあまり高くはないが、食べ過ぎると塩分オーバーの可能性
✔適量は小皿に盛る程度
✔しば漬けは発酵食品であり、カロリーや糖質も低いのでダイエットには最適
しば漬けを食べ過ぎる大きなデメリットは、やはり塩分の摂り過ぎです。
普段から塩気の効いたものをよく食べる方は、適量を心がけるようにしましょう。
その際にはお茶を用意するなど、ちょっとした工夫があると良いですね。