キウイが柔らかく甘くなるのを待っていると、いつの間にか熟し過ぎている場合があります。
「腐ってる…?」と心配になってしまうことも何度かありました(^-^;
キウイが腐るとどんな変化が起こるのでしょう。
そこで今回は以下について詳しく調べてみました。
✔キウイの日持ちの目安
✔正しい保存方法
キウイが腐っているのか判断に迷っている方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
キウイの日持ちの目安は?
キウイは熟し具合で、日持ちの目安が異なってきます。
指で押して弾力がある完熟キウイであれば、冷蔵で1週間ほど日持ちします。
一方、固くゴツゴツした触り心地は追熟前のキウイです。
キウイは追熟が必要な食べ物。収穫してからすぐ食べられる果物ではありません。
我が家でも貰ったキウイがいつまでも硬かったので、キッチンに放置してしまった経験があります。
追熟をしていないキウイは「わりと日持ちするな」といった印象です。
熟してない場合の目安としては冬場で1か月ほど、夏場でも1〜2週間前後持つことになります。
ちなみに、追熟前のキウイは常温で保存してくださいね。
キウイが腐るとどうなる?
キウイが腐るとどのような変化が出てくるのでしょうか?
味、見た目、臭いにそれぞれ特徴が出てくるので、ポイントを紹介します。
見た目
ヘタ周りからカビが発生していたり、握ると形が崩れる場合は腐っている証拠です。
また断面が赤茶色になるのも、腐ったキウイの特徴。
通常「グリーンキウイ」は緑、「ゴールドキウイ」は黄緑色をしています。
切った時に種まわりが赤茶色になっていると熟成が進み過ぎているサインです。
まれに果肉が赤い「レインボーレッド」という品種もあります。
この品種の場合は、色の変化が分かりづらいので注意しましょう。
味
キウイは酸性度が高いため、発酵しやすいフルーツです。
発酵し過ぎてしまうと微発泡のようなシュワシュワとした舌触りがあり、併せて苦味のようなものも出てきます。
におい
腐ったキウイは独特の臭いがします。
キウイの中の糖が分解されて発酵がすすんだことが原因です。また、生ゴミのような酸っぱい臭いを発する場合もあります。
「臭いが強くなった」と感じたら熟成が進みすぎて腐り始めの状態なので、口にするのは避けた方がいいでしょう。
キウイの食べ頃について
実はキウイは、見た目だけで食べ頃を判断するのは難しいんです。
触ったときの感覚が頼りになります。
指で軽く押したときに、わずかにへこむような弾力があったら完熟の合図。おいしく食べられるタイミングです。
指を押しつけても板のようにかたいものは、まだ熟成が進んでいない証拠になります。
この段階で食べても、ごりごりしていて甘さもほとんどありません。
また、切り口から泡が出ていたり、握るとぐにゃっとするものは熟しすぎています。
キウイの保存方法
保存方法はキウイの熟成具合によって変わってきます。
キウイの保存の仕方:熟成前
固い触り心地のキウイは追熟する必要があるため、常温で保存しましょう。
追熟の作業をしないといつまでも固いままなんてことも!
1.キウイをポリ袋に入れる
2.エチレンガスを発生するりんごやバナナなどを一緒に入れる
3.数日置いておく
エチレンガスは野菜や果物の熟成を促す作用がありますが、キウイ単体ではエチレンガスを発生させることができません。
早く追熟したい時は、他のフルーツの力を借りることになります。
エチレンガスを発生させるフルーツや野菜は、りんご、バナナ、ブロッコリー、アボカドなど。
キウイが固い場合は、これらのフルーツと共に袋に入れて常温保存してみてください。
カビの発生を防ぐため、通気性のいいところに保管するのもポイントです。
キウイの保存の仕方:完熟したもの
キウイは完熟すると日持ちしません。
それ以上熟さないように野菜室で保存してください。
もし近くにりんごなど追熟を促す野菜やフルーツがある場合は、影響を受けないよう離して保存するか、キウイ単体をポリ袋に入れることをおすすめします。
まとめ
最後にポイントをまとめていきましょう。
・切った断面が赤茶色になっている時も腐ってる
・日持ちの目安は完熟前と後では異なる
・早く追熟させたい場合はりんごやバナナなどと一緒に保存しよう
当サイトでは食べ物に関する色々な情報を紹介しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。