パリパリとした食感が楽しいせんべい。
腐りにくいイメージですが、腐ることってあるのでしょうか。
そこで今回は、せんべいは腐るのかを詳しく解説していきます。
✔ぬれせんべいやえびせんべいの腐りやすさ
✔腐った(傷んだ)せんべいの特徴
✔正しい保存方法とアレンジレシピ
賞味期限切れのせんべいが手元にある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
せんべいは腐る?賞味期限切れのものは食べられる?
せんべいの原材料は主にうるち米です。
水分がほとんど含まれないように焼き上げるため、細菌が繁殖しにくく滅多に腐ることはありません。
ただし、
・開封したもの(もしくは保存状態が悪い)
・賞味期限が切れて随分と経ったもの
であれば、油が酸化したり、湿気たりと品質の劣化が起こります。
せんべいの賞味期限
賞味期限はメーカーや商品によって異なります。
素焼きせんべいの場合は製造から180日以内、揚げてあるものだと120日以内となります。
また、濡れせんべいなど水分の多いせんべいだと、製造から60日以内となっています。
せんべいだと賞味期限が3ヶ月ほど過ぎていても、保存状態が悪くなければ食べられる場合も多いです。
ただし、使われている原料によって「食べられるのかどうか?」は変わってきます。
以下のように、見た目や臭い・食感で判断しましょう。
せんべいが腐る(傷む)とどうなる?3つの特徴
せんべいの食べられない状態とは、どのようなものなのか見ていきましょう。
①カビがはえる
水分量の少ないせんべいはカビが生えることはあまりありませんが、賞味期限切れになって日数が立ちすぎていたり、保存方法を間違うとカビが生えてしまいます。
せんべいにカビが生えると、表面が白や緑に変色します。
②変な臭いがする
せんべいが腐ると、いつもとは違う臭いがしてくるようになります。
特に油で揚げてあるせんべいは、温度が高かったり酸素や水分に触れてしまうと油が酸化し、異臭を放ちます。
また湿気てくることにより微生物が繁殖し、臭いを発することも。
変な臭いがすると思ったら食べるのはやめておきましょう。
③ねっとりする
水分量の多いせんべいの場合はねっとりしたり、表面の調味料が腐ることでベタベタになってしまうことがあります。
えびせんべい、ぬれせんべいは腐りやすい?
せんべいの味付けや、使われている調味料などによっても腐りやすさは変わります。
特にぬれせんべいは、水分量の少ないパリっとしたせんべいよりも腐りやすいです。
また、えびせんべいは原料に海老やでんぷんが使用されています。
そのぶん、普通のせんべいよりも賞味期限切れのものは腐りやすいです。
揚げてあるものや表面に油が塗られているものもあり、酸化してしまう可能性もあるので気を付けましょう。
他にも、南部せんべいのようなピーナッツやゴマが入っているせんべいは脂肪分が多いのでこちらも酸化に気をつける必要があります。
せんべいの保存方法
では、せんべいを長く美味しく食べるための正しい保存方法を紹介します。
高温多湿、直射日光が当たる場所を避けて保存しましょう。
未開封であっても湿気てしまうことがありますので、未開封のものを袋のまま密閉された容器などに入れる方法もあります。
✔開封済み:
開封したせんべいは、密封された容器に入れて常温保存します。
大袋に入って、一つずつ個包装されているせんべいの場合でも大袋をあけるとひとつひとつは湿気てしまいます。
密閉容器に入れたら直射日光のあたらない涼しい場所で保存しましょう。
湿気たせんべいのアレンジ
せんべいは湿気てしまっても腐っていなければ、問題なく食べることができます。
湿気たせんべいのアレンジ方法を紹介します。
☆揚げ物の衣にする
湿気たせんべいを砕いて揚げ物のまわりにつけて衣代わりにできます。
大きめに砕けばザクザク食感に、細かく砕けばサクサク食感に。
味の付いたせんべいなら下味をつけなくても、味がしっかりしています。
☆チャーハンに混ぜる
砕いたせんべいをチャーハンに混ぜて焼くと、おせんべいが水分を吸ってもちっとした食感になります。
☆ピザ風に
せんべいをピザ生地に見立てて、上にチーズやソーセージなどの具をのせてトースターで軽く焼きます。
ごま油をかけると風味がよくなりさらにおいしくなります。
まとめ
『せんべいは腐るの?賞味期限切れの特徴』についてお話してきました。
最後にポイントをまとめます。
・ただし、保存状態や期限切れの日数によって品質の変化が起こる
・ぬれせんべいやえびせんべいは腐りやすい
・カビ、臭い、触感で腐っているか判断しよう
・せんべいは高温多湿や直射日光が当たる場所を避けよう
今回紹介した情報がみなさまのお役に立てれば幸いです♪