秋の味覚である栗。
ホクホクとした食感と甘みで、旬の時期にはつい食べ過ぎてしまいます。
また、1年中売っているむき甘栗でもおいしくて、こちらも1袋をあっという間に完食(^-^;
しかし、栗の食べ過ぎは体にデメリットがあるようなんです。
そこで今回は、
・一日の摂取量
・栗の栄養
について詳しく解説します。
栗を食べ過ぎるとどうなる?気になる4つの副作用
ついつい食べ過ぎてしまう栗ですが、栗を食べ過ぎるとどうなってしまうのでしょうか?
気になる副作用について見ていきましょう。
①吐き気
なんでも食べ過ぎるとそうですが、吐き気を催します。
消化不良による胃痛が起こる場合もありますので、食べすぎには注意が必要です。
②おなら
栗には食物繊維が豊富に含まれています。
腸の働きが活発になり、おならがたくさん出ます。
おならが出ればスッキリしますが、出なくてお腹が張ったまま辛い思いをしてしまうことも。
また、人と会う約束がある時に栗を食べ過ぎると、おならを我慢しないといけなくなって大変です。
しかし、食べ過ぎなければ食物繊維による整腸作用が期待できます。
③ニキビ
栗は脂質が比較的少ない食べ物ですが、ナッツ類の仲間です。
栗を食べ過ぎてしまうことで、ニキビが出来る可能性もあります。
また、脂質が全く含まれないわけではないので、食べ過ぎは毛穴の詰まりの原因となりますので注意しましょう。
④太る
栗のカロリーは、1粒あたり36キロカロリーと結構高いです。
甘いチョコ1個と同じくらいのカロリーですね。
ですから、食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーとなり太ることも。
炭水化物も多いので、糖質制限中の方は特に気をつけましょう。
妊婦さんが栗を食べ過ぎる影響
栗は栄養がたくさん含まれている食材です。
食物繊維や葉酸など妊娠中に必要な栄養が摂れるのでおすすめの食材ですが、栗の渋皮に含まれているタンニンには要注意です。
タンニンは、鉄分の吸収を阻害する働きのある成分です。
妊婦さんにとって鉄分は大切な栄養素となりますので、渋皮煮といったメニューは避けた方が良いですね。
また、前述したように栗はカロリーも高いです。
妊娠中は体重管理をしっかりする必要があるので、カロリーの摂りすぎには注意です。
栗の適量はどれくらい?一日の摂取量
食べすぎ!と言っても、栗はどれくらいの量を食べるのが適量なのでしょうか?
栗の一日の摂取量の目安としては、
・子供・・・5個
となります。
ただし10個食べると360カロリーほどになるので、栗を食べる日はお菓子は食べないようにしましょう。
栗を食べるメリット!栄養について
栗にはどんな栄養が含まれているのでしょうか?
・ビタミンB1:糖質を燃やしてエネルギーに変える
・ビタミンB9(葉酸):赤血球細胞の形成を助ける
・タンニン:抗酸化作用
・ビタミンC:肌トラブルのケア
・食物繊維:便秘解消、整腸作用
・カリウム:むくみ解消、高血圧予防
実は、栗はこんなにたくさんの栄養が含まれている食材なんです。
おいしいだけではなく、栄養もしっかり摂れるのは嬉しいですね!
まとめ
栗の食べ過ぎは太ったり、おならが出やすくなったりと様々な影響があることが分かりました。
ただし、これは食べ過ぎが原因です。
どんな食べ物でも食べ過ぎると体の不調を引き起こしますので、「栗だから」といったことはありません。
とはいえ、渋皮にはタンニンが含まれているので妊婦さんや貧血気味の方は調理法には気をつけましょう。