あんぱんはどのくらい日持ちするか知っていますか?
スーパーやコンビニ、パン屋さん、手作りなどあんぱんを食べる機会は多くあると思います。
とはいえ、「消費期限切れのあんぱんは食べていいの?」「パン屋さんや手作りあんぱんの日持ちは?」と迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、
・腐ったあんぱんの特徴
・長持ちさせる保存方法
について詳しく解説します。
あんぱんは日持ちする?
スーパーやコンビニ等で販売されているあんぱん。消費期限は平均で製造日から3~4日に設定されています。
消費期限は食品の安全性を保証するものですから、記載してある消費期限以上の日持ちはしません。
しかし、パン屋さんで販売しているあんぱんには消費期限は表示されていません。
その場合の日持ちは購入者の判断に任されています。
といっても「スーパーのあんぱんは4日くらい持つから」と食べずにいるのは危険です。
保存料があまり使われていないこともあるので、なるべく買った当日や遅くても翌日には食べきるようにしましょう。
自宅での手作りあんぱんも同じように考えてもらえれば良いですね。
期限が切れたあんぱんはいつまで食べられる?
消費期限の切れた食品を口にするのは危険です。
期限が切れた翌日であれば食べられるかもしれませんが、前述したように消費期限が切れた食品は安全の保証がされません。
消費期限が切れる前に食べきるか、どうしても食べることが出来ないようであれば冷凍保存しましょう。
あんぱんが腐るとどうなる?
あんぱんが腐るとカビが生えます。
パンは水分量が多いためカビが生えやすくなっているんです。
また、カビ以外で判断する方法は
✔あんこが糸をひく
✔味がいつもと違う
といったものが挙げられます。
買った日から日がたってしまったあんぱんを食べる際には、見た目、臭い、味に異常が無いかをよく確認し、口にしてしまった場合にはすぐに吐き出すようにしましょう。
あんぱんが日持ちする保存方法
あんぱんを日持ちさせるためには冷凍での保存が適しています。
「なぜ冷蔵庫ではなく冷凍庫なのか?」というと、パン類は冷蔵庫で保存してしまうと水分が抜けて温めてもパサパサに硬くなってしまうからです。
これはパンに含まれるでんぷんが関係しています。
パンのおいしさを左右する要素の一つであるでんぷんは、水分を失うことで劣化してしまいます。
この劣化を進めてしまう温度が0~4℃ですから、冷蔵庫の庫内温度とほぼ同じくらいの温度帯です。
なので、結果的にでんぷんの劣化が進み、あんパンが硬くなってしまうのです。
一方、冷凍庫で保存された含んでいる水分も一緒に冷凍されるので、解凍した際のパサパサ感を防げます。
解凍する際は自然解凍ではなく、オーブンで中まで加熱してから食べるようにすると、より安全においしく食べることができます。
まとめ
あんぱんの日持ちについてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・消費期限切れのものは安全性が保証されていない
・パン屋のあんぱんの日持ちは明記されていないが、当日もしくは翌日までに食べよう
・あんぱんが腐るとカビやねばつき、異臭がする
・保存方法は冷凍保存がおすすめ
賞味期限であれば少し過ぎたくらいだったら食べられますが、あんぱんの袋には大抵の場合消費期限が記載されています。
ですから、買ってきた際には出来るだけ早く食べたほうがいいですね。
また、パン屋さんのあんぱんはスーパーなどで売られているものより更に消費期限が短い可能性があるので、こちらもできるだけ早く食べてしまいましょう。