「咳が出る時には、はちみつ大根を飲むと良い」と祖母から教えられてきました。
そんなはちみつ大根は、そのままでもお湯で割っても飲むことが出来ます。
また、残った大根の食べ方に迷ってしまうかもしれませんが、これも蜂蜜と同じようにそのまま食べられます。
そこで今回は「はちみつ大根の飲み方(食べ方)や適量」について、より詳しく解説していきます。
効果についてもお話していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
はちみつ大根とは?
はちみつ大根は喉の痛みや咳に効くとされている民間療法のひとつです。
材料もはちみつと大根だけというシンプルなものなので、乾燥する時期は「風邪予防も兼ねて摂っている」という人もいます。
1.大根を1cm角のさいの目切りにします
2.1を保存容器に入れ、大根の8割くらいが浸るまではちみつをかけます
3.2〜3時間ほど置くと水分が出てくるので、よくかき混ぜて完成です
保存容器に関しては我が家ではガラス瓶を煮沸して使っていますが、清潔なものであればタッパーでも特に差し支えありません。
また、手順3の際は冬であれば常温で問題ありませんが、室温が高い場合は冷蔵庫に入れましょう。
保存期間は冷蔵保存で4~5日です。長期保存には向かないので、飲み切れる量で調節して作ることをおすすめします。
はちみつ大根の飲み方は?
シロップをそのまま飲んでも、お湯で割って飲んでもOKです。
飲みにくい場合は、レモン果汁を少し足すと飲みやすくなります。
「ヨーグルトに混ぜる」という話も聞いたことがありますが、個人的にはそのままやお湯割りの方が喉に効くような気がしているので、わたしはそのままシロップを飲む派です。
特に飲む分量などは決まっていませんが、はちみつを使っているので1歳未満の子どもにはあげないよう注意してください。
また、はちみつは糖分も多いので摂りすぎると太る場合もあります。1日に多くても大さじ3杯くらいにしておいた方が良いですね。
浸けた後の大根はそのまま食べても良いですが、ひと手間加えるとより美味しく食べることができますよ。
大根にはちみつが染みているので、ほどよく甘さが残っています。
お酢を足してピクルスにします。
穀物酢でも良いですが、リンゴ酢もおすすめです。
「少し甘めのピクルスの方が食べやすい」という方は、すし酢やらっきょう酢を使うと甘く仕上がります。
アレンジ2.そぼろ煮
豚ひき肉としょうゆをプラスして炒め煮にします。はちみつの甘さがあるので、みりんを入れなくてもほんのり甘いです。
はちみつ大根の効能
はちみつには殺菌・抗炎症作用があり、大根にも殺菌・消炎作用があります。
2つの相乗効果により、喉の痛みや咳といった風邪の症状が改善されるといわれています。
喉の違和感、咳が出始めたタイミングで大根はちみつを試してみましょう。
上記のような初期症状に対しては即効性を感じやすいですが、症状が重くなってからでは効果を得るのは難しいようです。
実際にインフルエンザのようなしつこい咳の時に5日ほど続けて飲んでみましたが、残念ながら効くことはありませんでした。
逆に「喉がイガイガするな」という段階ではちみつ大根を飲むと、翌朝には違和感が治まっていることがあったので、タイミングや軽く終わる風邪かどうかもポイントだと思います。
まとめ
「はちみつ大根の飲み方」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・大根もそのまま食べることができるが、アレンジして食べる方法もおすすめ
・はちみつ大根は即効性を感じる場合もあるが、症状が重かったり風邪によっては効かないこともある
当サイトでは「飲み物」に関する色々な情報を紹介しています。
興味のある方は、その他の記事もぜひご覧くださいね。