妊娠中だけど「辛いものが食べたい!」って時ありませんか?
わたしは妊娠初期にその衝動に駆られてキムチを少し食べてしまいましたが、刺激になる食べ物は控えたほうが良いと聞きます。
そこで今回は、
・韓国人はどうしてる
・キムチ鍋、キムチチャーハン、キムチ納豆はどうなのか
・妊娠中のキムチの食べ方
について詳しく調査しました。
キムチが食べたい妊婦さんの参考になれば嬉しいです。
妊娠中はキムチを食べても大丈夫?
キムチに使われている香辛料は胎児への影響はないとされています。
ですから「食べ過ぎなければ妊娠中でもキムチは食べられる」ことになりますね。
とはいえ、キムチは刺激物です。
妊娠中はあまりにも辛いものは避けたほうが良いでしょう。
キムチの塩分は?
また、キムチには1皿分でおよそ0.9gの塩分が含まれています。
妊婦さんの塩分目安量は7g未満とされているので、1日に何皿も食べてしまうと高血圧や浮腫みの原因となってしまいます。
キムチのトキソプラズマ
トキソプラズマとは哺乳類などに寄生する微生物です。
トキソプラズマが体内に入ると、流産や先天性のトキソプラズマ症を引き起こす可能性がごくまれにあります。
とはいえ、キムチを食べてトキソプラズマにかかった事例はあまり見かけません。
しかし、輸入キムチには寄生虫が発見されたこともあるので、妊娠中には気をつける必要があります。
妊娠中のキムチ、韓国人はどうしてる?
キムチが国民食の韓国人。
韓国の女性は妊娠中でも特に制限をせず、キムチを食べている方が多いようです。
ただし、塩分が強いものや激辛のキムチは妊婦さんにとって決して良いものではありません。
妊娠中のキムチ鍋(キムチスープ)・キムチチャーハン・キムチ納豆は?
キムチ鍋、キムチチャーハン、キムチ納豆も妊娠中に食べても大丈夫です!
・キムチチャーハン…豚肉や野菜を入れ、キムチも適量に
・キムチ納豆…ネギを散らし、タレや醤油は使わずキムチの塩分で食べる
こういった工夫があれば嬉しいですね。
キムチだけを食べると栄養が偏ってしまうので、野菜やたんぱく質と一緒に食べたほうがバランスも良く、美味しく食べられます。
妊娠中のキムチの食べ方
辛さや塩分に気を付ければ、妊娠中でも食べられるキムチ。
ただ、量を決めずに好きなだけ食べてしまったり、偏った食べ方は控えたほうが安心です。
・1日に食べるのは小皿に1杯分(30~50g)まで
・キムチ単体で食べるのではなく、他の食材と一緒に食べる
これはキムチに限らず他の食べ物でも言える事ですね。何でもバランスよく、適量を摂るようにしましょう。
また、妊娠中はプロゲステロンの作用により、胃腸の働きが弱まりやすくなっています。
辛いものは胃腸に負担をかけるので、キムチを単体で食べるのは控えたほうがよいですね。
キムチだけでなく、他の野菜やタンパク質も一緒に食べるようにしましょう。
◎キムチチャーハンには納豆をいれて、納豆キムチチャーハンにする
(冷蔵庫にある野菜を小さく刻んで一緒に炒めましょう!)
◎キムチ納豆にアボカドをプラスする
◎豚キムチにはニラやもやしなどの野菜を入れ、卵と炒める
◎キムチごはんには納豆やとろろをプラス。スタミナ丼にしましょう
まとめ
「妊娠中にキムチは食べて大丈夫?」という疑問についてお答えしてきました。
ポイントをまとめます。
・ただし、キムチの塩分には気をつけよう
・1日の適量は30~50g
・キムチ単体ではなく、他の食材とバランスよく食べよう
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