あさりの砂抜きは時間がかかりますよね。
そんな時は50度のお湯で時短できるって聞いたことありませんか。
とはいえ、「お湯で砂抜きって失敗しないの…?」と不安に思う方もいるはず。
そこで今回は、
・失敗した時の対処法
・砂抜きしたあさりの保存方法
について詳しく解説します。
あさりの砂抜きをお湯で時短!手順は?
お湯での砂抜きは、塩水で砂抜きするよりも身がふっくらと仕上がります。
時短になるうえ、食感も良くなるならぜひ試してみたいですよね。
早速手順をみていきましょう。
1.50度のお湯をあさりが浸かるくらいの量準備する
(温度を確認する道具がない場合は、沸騰したお湯に同量~少し多いくらいの水を用意します)
2.お湯の中であさりを擦り洗いし、そのまま5~10分ほど置く
3.お湯が濁り、砂が出てくるのを確認
4.最後に水洗いをする
2.の段階でお湯の汚れがひどい場合は、お湯を取り替えてかき混ぜると更にあさりから砂が吐き出されます。
お湯の温度が熱すぎると、砂抜きが終わらないうちにあさりが加熱されてしまうので注意してくださいね。
また、あさりの砂抜きをする際にボウルを使う方が多いと思います。
しかし、ボウルだとあさりの量によっては貝が重なってしまい、上になったあさりの砂を下のあさりが取り込んでしまうことがあるんです!
ボウルよりもバットのような平らな容器のほうが砂抜きに向いている、ということですね。
より確実に砂抜きしたい方はバットで行いましょう。
失敗・開かない時の対処法
砂が上手く吐き出されないのは、水温に問題がある場合がほとんどです。
水温は低すぎても高すぎても失敗します。
低すぎるとあさりが動かず、高すぎると貝が加熱されてしまいます。
また、50度のお湯にする時は水とお湯を分量通りに混ぜてあらかじめ温度を合わせておくか、水→お湯の順番であさりに入れるといいでしょう。
お湯→水の順に入れてしまうと、こちらも貝が死んでしまいます。
他にも「置き場所」にも注意です!
あさりは夜行性なので、明るく騒がしい場所では砂抜きしづらくなります。
静かな場所に置いてあげましょう。
砂抜きに失敗したアサリは食べられる?
元から死んでいるあさりではなく砂抜きに失敗しただけであれば、砂のジャリっとした食感は不快ですが、食べる分には問題ありません。
ただし、腐敗臭がしたり加熱しても貝が開かない場合はNGです!
死んで時間が経ったあさりなので、食中毒を引き起こす可能性があります。
砂抜きしたあさりの保存方法
砂抜きしたあさりは、殻付きのまま冷蔵と冷凍のどちらでも保存できます。
①水で濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包む
②包んだあさりを袋に入れて野菜室へ
<冷凍保存:約2週間の日持ち>
①水気を拭き取ってフリーザーバッグに入れる
②袋の空気を抜いて冷凍庫へ
冷蔵の場合は、あさりが酸欠にならないよう袋を少し開けます。
逆に冷凍では、袋の封はしっかりと閉めましょう。
まとめ
「あさりの砂抜きをお湯でする方法」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・お湯を使うと時短になる
・水温や置き場所によって失敗することもある
・砂抜きで失敗しただけなら食べられることもあるが、購入した時点で死んでいるあさりは食べられない
・長く保存するなら冷凍がおすすめ
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