女性からの人気も高いマカロン。
手作りしてみると思いのほか難しく、表面がネチョネチョしたり、中が空洞化することがあります。
このような状態はやっぱり生焼けなんでしょうか。
そこで今回は、
・生焼けの原因
・生焼けの時の対処法
・生焼けにならないためのポイント
について詳しく解説します。
マカロンが生焼けどうかの判断方法は?
マカロンが生焼けのサインは、主に以下4つです。
・全体が湿っぽい(焼き方が足りないので、生地に余分な水分が残っている)
・指で挟んで揺らしたときに、生地がプルプルと動く(生地がゆるい状態)
・液状に近く、べたっとしてシートから剥がれない(水分の多さや、生地のゆるさ)
また、生地がゆるく生焼けっぽくなる原因として「マカロナージュのやりすぎ」もあります。
マカロナージュをやりすぎると、気泡が少なくなり生地がダレてしまうんです。
その結果、鉄板に絞るときに横に広がり焼いても膨らまない、ゆるい生地になります。
生焼けマカロンは食べても大丈夫?お腹を壊す?
生焼けのマカロンを食べても、お腹を壊すことはほとんどありません。
マカロンの材料は、
- 卵白
- アーモンドプードル(アーモンドパウダー)
- 砂糖(グラニュー糖)
といったもので、他のケーキ類のように生で食べるとお腹を壊す小麦粉が入っていないからです。
ただし、アーモンドプードルに関しては「加熱処理済みなのでそのまま食べられる」「生では食べない方が良い」とどちらの意見もあります。
ですから、体調によっては生焼けのマカロンを食べるとお腹が痛くなってしまう可能性もありますね。
マカロンが生焼けの時どうする?失敗を挽回する対処法
生焼けのときは、以下の2つの方法で挽回しましょう。
②他のお菓子にアレンジする
レシピにもよりますが、加熱後もオーブンは開けずに予熱で中まで火を通していきます。
その上でマカロンの加熱不足に気づいたら1~2分ほど時間を追加し、すぐに焼き直しましょう。
二度焼きすることで、生地の余計な水分を飛ばすことができます。
焼き直すときは焦げ目がつかないよう、様子を見ながら行ってくださいね。
また、焼き直してもネチョネチョするなど上手くいかない場合は、他のお菓子にアレンジするのもありです。
更に加熱や乾燥させてラスクにしたり、材料を足してクッキーにします。
マカロンが生焼けにならないためのポイント
「マカロンの生焼けは焼き直せる」といっても、最初から成功させたいですよね。
成功させるために気をつけたい点を以下にまとめました。
・生地を厚くしない
・高温で焼いてから、中温~低温でじっくり焼く
・様子を見ながらの温度調整
・余熱を利用する
マカロナージュに関してはやりすぎても、不足しても上手くいきません。
また、生地を厚くするとそのぶん火が通りにくくなります。
そして、高温で最初に表面を固めてから、低い温度でじっくりと中に火をとおして生焼けを防ぎましょう。
レシピにそったこまめな温度調節が必要です。
まとめ
「マカロンが生焼けかどうかの見分け方」についてお話してきました。
もう一度、ポイントをまとめます。
・マカロンの生焼けを食べてお腹が痛くなることはほとんどない
・生焼けのときは焼き直そう
・失敗が挽回できないときは、他のお菓子にする方法がおすすめ
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