オイル類の中でもオリーブ油は「健康に良いもの」として知られています。
例えば、ダイエットや美容に最適ということはよく言われていますね。
しかし、その効果についてはまだまだ知らないこともあります。
そこで今回は「オリーブ油の効果と効能」について詳しく解説。
1日の摂取量もお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
オリーブ油の効果・効能は?
オリーブ油はオリーブの実から作られる油で、オレイン酸やビタミン類(ビタミンA・D・K・E)、ポリフェノールが豊富に含まれています。
含まれる栄養素の働きによって、下記のような効果・効能が期待できるんです。
・便秘の解消、改善
・糖尿病の予防、改善
・コレステロールの吸収を防ぐ
・カルシウム、鉄、マグネシウムなどの栄養素の吸収を助ける
・口臭予防
・骨粗しょう症予防
・認知症、アルツハイマー病の予防
・抗酸化、抗炎症効果
オリーブオイルは「体にいい」と言われますが、その秘密は主成分であるオレイン酸。
悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす効果があり、生活習慣病を予防するといわれています。
オリーブ油の1日の摂取量
オリーブ油の摂取量目安は、1日に大さじ1~2杯です。
いくら体に良いといっても摂り過ぎは、脂質やカロリー過多になってしまいます。
なので、脂質とカロリーをオーバーせずに、オリーブ油の効果を最大限に引き出すのは1日大さじ1~2杯となりますね。
オリーブ油の効果を引き出す使い方は?
「便秘改善のためにオリーブオイルを取り入れたい」という場合は、朝食での摂取がおすすめです。
発酵食品である納豆に加えたり、お味噌汁に小さじ1杯ほど加えても美味しく頂けますよ。
また、「オリーブオイルは加熱しない方が良い」と聞いたことがある人も多いかと思いますが、加熱の可否はオリーブオイルに求める効果によります。
悪玉コレステロールを減らすことを目的にオリーブオイルを摂取するのであれば、加熱しても大丈夫。
「悪玉コレステロールの減少に効果がある」とされるオレイン酸が熱にも強いためです。
一方、抗酸化作用を期待してエキストラバージンオイルを摂取する場合は、加熱しない調理が良いでしょう。
その働きを持つビタミンE(α-トコフェロール)やフェノール酸が熱によって失われやすいためです。
サラダにドレッシング代わりとしてかける他、スムージーやトマトジュースに加えると無理なくそのまま摂取できます。
オリーブ油の注意点について
オリーブ油を摂取する際に注意したいのは、商品の選び方です。
日本で販売されている食用のオリーブオイルは、エキストラバージンオリーブオイル、精製オリーブオイル、その2つをブレンドしたピュアオリーブオイルの3種類です。
この3種類は製造過程が異なり、含まれる栄養素の量もそれぞれ違います。
特にビタミンE(α-トコフェロール)などの栄養素は、精製によって失われてしまうんです。
ビタミンEの摂取を目的にオリーブオイルを摂るのであれば、エキストラバージンオイルを選びましょう。
しかし、精製オリーブオイルにエキストラバージンオイルを少し混ぜて、酸度の基準値をクリアすれば「エキストラバージンオイル」と名乗れてしまう場合も。
また、輸出する時点ですでに「偽装エキストラバージンオイルを出荷している」と摘発された件もあるくらいです。
純粋なものとそうでないものの見分け方はたくさんありますが、
・オーガニック認証マークがない
・1mlあたりが3円以下
と、上記の特徴に当てはまる場合は、偽物の可能性が高いです。
オリーブオイルの効果効能を引き出すなら、商品選びも大切ですね。
オリーブ油の効果と効能 まとめ
オリーブ油の効果や効能についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・便秘の解消や生活習慣病への予防効果だけでなく、抗酸化や抗炎症作用が期待できる
・1日の適量は大さじ1~2杯
・購入する時は商品選びも大切
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