ベイクドチーズケーキを作った時、「これって生焼けかな」と表面の見た目で怪しいことがあります。
少しだけ切って断面を確認して、それでも分からないときも。
チーズケーキはしっとりしているので、生焼けの見分けが難しいですよね。
そこで今回は「チーズケーキ生焼けの判断の仕方」について解説します。
救済方法やリメイクも紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
チーズケーキが生焼けかどうかの見分け方は?
「ベイクドチーズケーキが生焼けかどうか」を見た目だけで見分けるのは難しいです。
ですから、チェックには「竹串」を使います。
ケーキの真ん中に垂直に竹串を刺して、ドロっとした生地がついてきた場合は生焼けです。
竹串に何もついていなかったり、ポロポロとした生地がついてきたら中までちゃんと焼けています。
また、引き抜いた竹串を唇に当ててみて、温かければ中まで焼けている証拠。
見た目で判断に迷うニューヨークチーズケーキ・バスクチーズケーキも、同じように竹串チェックしてみましょう。
※バスクチーズケーキはレシピによって、焼けていても中がとろとろの場合があります。その時は竹串に生地がついてくるかどうかではなく「竹串が温かいか」で判断してください。
そして、焼いてから冷やす時間をあまりとっていない場合、中までちゃんと冷めていないと食べた時に生っぽく感じることがあります。
焼いて粗熱をとって少なくとも2時間以上、可能であれば1晩ほど冷蔵庫で寝かせられるとベストです。
また、急いでいるときは「冷凍庫で15分ほど冷やす」という手段もあります。
その場合も粗熱はとる必要があるのでうちわや扇風機で冷ましてから、冷凍庫に入れてみてください。
ただしこの方法は、スフレチーズケーキには使えないので気をつけてくださいね。
チーズケーキが生焼けになる原因
チーズケーキが生焼けになってしまう主な原因は次の3つです。
予熱が足りないと焼きはじめの温度に達した状態ではないので、ケーキがしっかりと焼けません。
②分量
クリームチーズや生クリームが多すぎると水分量が過剰になり、生焼けになりやすくなります。
焼き菓子は材料の計量が大事です。
レシピに忠実にいきましょう。
③混ぜかた
材料が混ざり切っていないと焼きむらが出来るので、焼けていないところが出てきてしまいます。
生焼けのチーズケーキは食べても大丈夫?
ベイクドチーズケーキの主な材料はクリームチーズ・生クリーム・卵・小麦粉・砂糖・レモン汁です。
クリームチーズは加熱しなくても食べられますし、卵も食べられないことはありません。
しかし小麦粉を生で食べた場合、グルテンの消化不良で腹痛や下痢を引き起こす可能性や、食中毒の報告もあります。
一口食べてみて粉っぽさを感じるようであれば、焼き直して食べた方が良いでしょう。
生焼けのチーズケーキはどうする?救済方法とリメイク
生焼けに気づいた時、まだオーブンが温かければ余熱で温められます。
ただ、切った時に生地が流れるほど生焼けならば、この方法ではしっかりと焼けません。
そういった場合は、電子レンジを使います。
電子レンジでの加熱方法
レンジ(600W)で1分ほど、ラップをかけずにチーズケーキを温めます。
竹串に生地がつかないか確認しながら、まだつくようであれば追加で30秒ずつ、様子をみながら加熱してください。
電子レンジで一気に温めると、せっかくのチーズケーキがパサパサになってしまいます。
また、ケーキの型が金属の場合は必ず外してからレンジにかけてくださいね。
この加熱方法は、炊飯器など型がない状態で作ったチーズケーキが生焼けだった場合にも使えます。
他にも、型が金属であればトースターでも加熱OKです。
時々、竹串を刺して様子をみてください。
焼き目が濃くなったり焦げるのを避けたい場合は、アルミホイルをかぶせて加熱しましょう。
まとめ
「チーズケーキの生焼けの判断方法」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・竹串でチェックする方法がおすすめ
・冷蔵庫で冷やさないと生焼けに感じる事がある
・生焼けになる原因は「オーブンの余熱不足」「分量」「材料の混ぜ方」の3つ
・生焼けのときはオーブンの予熱を利用するか、レンジで温めよう
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