レタスの変色は食べられる?原因と変色防止の方法を紹介

レタス

サラダを作ろうとレタスを取り出したら、切り口が赤く変色していました。

切り口が赤いだけじゃなく、葉の一部が茶色い時もあります。

これは腐っているのでしょうか。

そこで今回は「レタスの変色は食べても大丈夫なのか」について詳しくお話します。

変色を防ぐ効果的な方法についても紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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レタスが赤色(ピンク)や茶色になる原因!食べても大丈夫?

レタスの切り口がピンクや赤・茶色になるのは、レタスに含まれる「ラクツカニウム」というポリフェノールの影響です。

この成分は空気に触れると酸化し変色する、という性質を持っています。

赤やピンク・茶色に変色しても腐っているわけではないので、多少は苦味を感じるものの問題なく食べることができます。

しかし、残念ながらレタスの色を元に戻すことはできません。

苦みや見た目が気になるようなら変色してしまった部分を取り除くか、のちほどご紹介する変色が気にならないレシピを試してみてくださいね。

ただし、茶色でもドロドロした感触、変な臭いがする場合は腐っていますので、食べないようにしましょう。

黒い場合も腐っていますので、こちらも廃棄することをおすすめします。

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レタスの変色を防ぐ方法について

買ってきたレタスを丸ごと保存する場合は、ちょっとしたひと手間で保存期間を延ばすことができるんです。

【つまようじを刺す保存方法】
①レタスの芯の部分につまようじを4本刺します。
芯の円の中に正方形をイメージして、その4つの角にあたる場所へ刺してください。
つまようじ上部のへこみ2箇所だけが残るくらいまで、しっかり差し込みます。 
②水で濡らした新聞やキッチンペーパーで全体を包み、ラップをします。
③爪楊枝部分を下にして冷蔵庫に入れます。

保存期間の目安は3週間ほどです。

瑞々しいレタス

そして、解凍後にチャーハンやスープなどの加熱調理をするなら、冷凍保存も可能となります。

①1枚ずつ洗い、キッチンペーパーで水気をとります。
②使う大きさに手でちぎりながら、冷凍用の保存袋に入れます。
③保存袋の空気を抜いて、金属のバットに置くかアルミホイルで包んで急速冷凍します。

こちらも保存期間の目安は3週間ほどです。

調理の際は事前解凍せず、そのまま使ってください。

生で食べる場合はなるべく包丁を使わずに手でちぎる、もし包丁を使うのであればレタスの繊維に添って切るようにすると、変色が少ないです。

また、切った後にも洗って切り口から分泌される「ラクツカニウム」を洗い流すと変色を防げます。

お弁当のレタスの変色防止

【方法①酢水に浸す】
カットしたレタス(大きめの方が水分が出てこないのでおすすめ)を酢水(水1Lに対して酢大さじ1杯が目安)に1分ほど浸し、その後、キッチンペーパーで水気をとります。

【方法②50℃洗いをする】
50℃前後のお湯を用意し、カットしたレタスを1分ほど浸します。
その後、キッチンペーパーで水気をとります。

とくに酢水で浸す方法は、雑菌を抑える効果もあるのでお弁当にはぴったりです。

変色したレタスを使ったおすすめレシピ

調味料に色がついているレシピは、レタスの変色があまり気にならなくなります。

ミネストローネなどのトマト系のスープは、色が濃いので変色がほとんど目立ちません。

また、醤油を使ったレタスチャーハンも、色が変わった部分を気にすることなく食べられます。

レタスチャーハン

レタスの変色は食べられる? まとめ

「レタスの変色」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・切り口が「赤」「ピンク」「茶色」になるのはポリフェノールの影響
・問題なく食べられるが、茶色でドロドロしているなら腐っている
・変色を防ぐには「つまようじを刺す」「酢水」「50℃洗い」有効
・色が変わったレタスはトマト系や醤油を使って調理しよう

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