食べる宝石とも呼ばれる琥珀糖。
シャリシャリとして、とってもおいしいんです。
でも、琥珀糖って作るのが難しいんですよね…。レシピ通りに作っても表面がベタベタしたり、固まらなかったり。
私も何度も失敗してきました。
そこで今回は、琥珀糖が失敗してしまう原因と対処法について分かりやすくお話します。
また、成功する作り方のコツについても紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
琥珀糖が失敗する原因は?
琥珀糖の失敗として「うまく固まらないこと」が挙げられます。
その原因は、砂糖・水分・環境の3つです。これらを見直すことで失敗する確率がグッと減ります。
①砂糖
琥珀糖には大量の砂糖を使用します。
砂糖の量や入れるタイミングを間違えると、うまく固まりません。
砂糖が結晶化し固まることで完成する琥珀糖ですが、結晶化するには大量の砂糖が必要です。
レシピの砂糖の量の多さに驚く人もいるかもしれませんが、量を減らしてしまうと結晶化が進まずに固まらなくなります。
レシピ通りの量を守り、正確に測って作りましょう。
砂糖を入れるタイミングもとても重要です。寒天と砂糖を同時に鍋に入れるのは厳禁!
寒天が溶け切らないうちに砂糖を入れると固まりません。
寒天がしっかり溶け切ってから、砂糖を入れることを徹底しましょう。
②水分
寒天と砂糖の煮込み時間が少ないと、固まらない原因となります。
まんべんなくかき混ぜて、すくい上げたヘラに糸が引くくらいが目安です。
ただ、煮詰めすぎても固まらない原因になりますので、目安となるちょうどいいタイミングを見逃さないようにしましょう。
また、色付けにかき氷シロップを使うこともありますが、あとから水分が足されることになるので固まりにくくなります。
色をつけるなら、食用色素がおすすめです。
③環境
室温・湿度によって固まり具合に影響を与えます。
室温が高すぎる夏や湿度の高い梅雨時期はひと工夫が必要です。
乾燥に適した環境にするためエアコンで快適な室温にしたり、扇風機などで風を送り風通しを良くします。
冷蔵庫で乾燥させるレシピもありますが、湿度が高い場所なので乾燥しきれずしゃりしゃりになりません。
なので、冷蔵庫ではなく風通しのよい場所に置きましょう。
ベタベタ固まらない琥珀糖の対処法
ベタベタして固まらない時は、そのまま数日間放置を続け乾燥させます。
ほこりが気になる場合はフードカバーをすると、風通しが良いままほこり除けができるのでおすすめです。
室温や湿度により乾燥にかかる日数は異なるため、日ごとに様子を見守りましょう。
砂糖の量が少なかったことが原因で固まらない場合は、上からグラニュー糖やザラメをまぶすことで結晶化が進み固まってきます。
琥珀糖の失敗しない作り方のコツ
材料や工程がシンプルで家庭でも作りやすい琥珀糖ですが、失敗しない作り方としてはレシピ通り忠実に作ることが最も大切です。
先ほど紹介した通り、
・鍋に入れるタイミング
・煮詰める時間
・乾燥させる環境
をレシピ通り守って作ることで、失敗がなくなります。
失敗した琥珀糖をリメイク!
固められずに失敗した琥珀糖は、細かく潰して杏仁豆腐の上にのせると新触感スイーツになります。
その他に、ソーダやジュースに浮かべるとおしゃれなドリンクに変身!
琥珀糖の色のバリエーションがカラフルだとよりキレイになります。
見た目はキラキラ。特別なドリンクに子どもが喜ぶこと間違いなしです。
琥珀糖が失敗する原因と対処法 まとめ
「琥珀糖が失敗する原因と対処法」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・固まらない時は乾燥させる日数を伸ばす
・レシピ通り作るのが成功のコツ
・失敗した琥珀糖の再利用は細かく砕いてスイーツに
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