スーパーで売られているゆでうどん。
1玉あたりが安いのでお昼用として買いだめしておくのですが、茹でるのがちょっと面倒なんですよね。
夏は冷やしうどんとして食べるので、なんなら水洗いしただけでもいいかな…なんて。
ゆでうどんをそのまま食べるのはマズいのでしょうか。
そこで今回は「ゆでうどんをそのまま食べられるのか」について詳しく調べてみました。
また、そのまま焼いたり鍋に入れるのはOKなのかもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ゆでうどんはそのまま食べられる?
ゆでうどんは加熱処理されているので、そのままで食べることができます。
しかし、美味しく食べられるかと言うと話は別です。
流水だけで食べられる状態になっている麺もありますが、ゆでうどんについては生産している側も「再度加熱をすること」を想定しています。
ゆでうどんを加熱せずにそのまま食べると、でんぷんが硬化しているため食感は硬く、粉っぽさがあります。
これは、うどんの主原料である小麦粉によるものです。
冷えて硬くなったゆでうどんは、小麦粉のデンプンが硬くて水に溶けづらい性質を持つ「βデンプン」の状態で、食べると消化不良を起こす可能性があります。
βデンプンは加熱により柔らかくなり、「αデンプン」という胃腸で消化しやすい形へ変化するんです。
なので、加熱しない状態のゆでうどんは、食感は硬くて粉っぽく、美味しく食べられないということになります。
ゆでうどんをそのまま焼く・鍋に入れるのはOK?
焼きうどんやそのまま煮込むのであれば、茹でるのと同じで火を通すことになりますよね。
なので、うどんをそのまま入れても大丈夫です。
また、加熱時間が長いと逆に柔らかくなりすぎるので、他の具材にある程度火が通ったところで加えましょう。
ゆでうどんを茹でない方法
加熱の際にどんぶりに入れてレンジを使えば、鍋を洗う手間も省けて便利です。
レンジで加熱する方法には2通りあり、「袋から出す方法」と「出さない方法」があります。
1、丼ぶりにゆでうどんを入れる
2、大さじ1~2の水を振りかけて、ラップをかける
3、600wのレンジで加熱する(1人前 1分半~2分)
【袋から出さない方法】
1、ゆでうどんの袋に少しだけ切り込みをいれる
2、500wのレンジで加熱する(1人前 1分~2分)
袋から出す時は加える水の量や加熱時間は、麵の太さや好みによって調整してください。
めんつゆでかけうどんにするだけではなく、めんつゆ+卵黄や半熟卵で釜玉風にしたり、パスタソースをあえるなど、様々なレシピが楽しめます。
もちろん流水で冷やして食べても美味しいですよ。
ゆでうどんの保存方法!そのまま冷凍できる?
ゆでうどんは冷凍保存が可能です。
ですが、元々その用途で売っているものではないので、2~3週間くらいで食べたほうが良いでしょう。
それ以上の期間になると「冷凍焼け」や「冷凍臭」で美味しく食べられなくなってしまうので、注意です。
1食分であればそのまま冷凍で大丈夫ですが、2~3食分が同じ袋に入っている場合は1食分ずつ分けて冷凍した方が使い勝手が良いですよ。
解凍の際は冷凍のままお湯や出汁に入れてゆでるか、電子レンジを使ってください。
自然解凍や流水解凍は、コシもなくなりパサついた食感になるので避けましょう。
まとめ
「ゆでうどんはそのまま食べられるのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・ゆでうどんをそのまま焼いたり、鍋に入れるのはOK
・茹でなくてもレンジ加熱で美味しく食べられる
・うどんは冷凍できる
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