海苔を食べ過ぎるデメリットは?何枚から影響が出る?

海苔

風味が豊かで、パリパリとおいしい海苔。

ごはんのちょっとしたお供だけでなく、口寂しい時に何枚も食べてしまいます。

でも、海苔の食べ過ぎは体に困った影響を及ぼしてしまうんです。

そこで今回は「海苔を食べ過ぎるデメリット」について詳しく調べてみました。

また、適量についてもお話しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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海苔を食べ過ぎるとどうなる?

海苔はカロリーが低いため、たくさん食べてもカロリーオーバーになることはありません。

しかし、海苔には食物繊維が多く含まれており、食べ過ぎることで消化不良を起こし、腹痛・便秘・下痢・嘔吐・胃痛などの症状が現れます。

おならが「よく出る」「臭い」という場合も食物繊維による消化不良です。

また、海苔に含まれるヨード(ヨウ素)というミネラル成分により、喉の腫れやかゆみなどのアレルギー反応が出る場合もあります。

過剰摂取による甲状腺の機能低下につながる恐れもあるので、食べ過ぎには注意が必要です。

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海苔の食べ過ぎ、特にこんな人は要注意!

海苔は消化しづらい側面があるので、胃腸が弱い人は避けましょう。

腹痛

また、子どもの場合も胃腸が完全に発達していないため、海苔の食物繊維が消化不良となり、下痢や嘔吐の症状が現れる可能性があります。

便が黒くなっている場合は海苔が消化できていないサインですので、3歳以下は特に気をつけて、好んで食べたがってもあげる量を控えましょう。

そして、海苔には妊娠中の女性にとって「葉酸」や「鉄分」など必要な栄養素が多く含まれているため積極的に摂取したい食品ですが、こちらも食べ過ぎには注意が必要です。

妊娠後期の妊婦さんが海苔に含まれるヨードを大量に摂取すると、胎児の甲状腺機能低下を引き起こす危険性があります。

また、塩分の摂り過ぎは妊娠高血圧症候群につながるため、味付け海苔よりも焼き海苔を選ぶといいですね。

海苔の適量は?何枚からが食べ過ぎになる?

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厚生労働省によると、1日のヨード摂取推奨量は0.13mgと示されています。

海苔2分の1枚(1g)あたり約0.06mgのヨードが含まれているので、1日に2gが適切な摂取量となります。

※味付け海苔なら3切れで1.3gなので、2gなら5切れほどです。

とはいえ、海苔を毎日のように過剰に食べることがない限り、あまり神経質に気にする必要はありません。

食べ過ぎなければ、優れた栄養素をふくむ体に嬉しい食材なんです。

海苔の栄養について

海苔は栄養満点な健康食品です。

食物繊維・ビタミン・タンパク質・鉄分・カルシウムなどが豊富に含まれています。

海苔の3分の1を占める食物繊維は整腸作用を促し、体内で作る事ができないビタミン「A・C・B1・B2」など約11種類も含まれているんです!

これらは食べることでしか補えず、体の機能を保つために欠かせない栄養素となっています。

そして、タンパク質は肝臓の働きを高めてくれるため、お酒のおつまみに最適。

鉄分は貧血予防に効果、カルシウムは骨を丈夫にしてくれる効果ありです。

このように栄養素が豊富に含まれている海苔ですが、海苔だけで栄養を摂取しようとせずに他の食品と組み合わせ、バランスの良い食事を心がけましょう。

海苔を食べ過ぎるデメリットは? まとめ

「海苔を食べ過ぎるデメリット」についてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・海苔の食べ過ぎで太ることはないが、腹痛などの不調が出ることもある
・胃腸が弱い人、子ども、妊婦さんは特に食べ過ぎに注意しよう
・海苔の適量は1日2gほど

体に必要な栄養がいっぱい含まれている海苔ですが、食べ過ぎは思わぬ弊害を招いてしまいます。

つい食べ過ぎてしまう方は、あらかじめ「今日はこれだけ」と決めておくと良いですね♪

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