黒糖をそのまま食べるデメリット!ダイエットには向いてない?

黒糖

黒糖は上白糖に比べてミネラル豊富で、「体に良い」と言われています。

おやつ代わりや甘いものがほしい時に、そのまま口にぽんっと入れる方も多いのではないでしょうか。

ただ、黒糖は手放しにダイエットや体に良いわけではなく、デメリットもあるんです。

そこで今回は、黒糖をそのまま食べるデメリットについて詳しくお話します。

また、適量やおすすめの食べ方も紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

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黒糖をそのまま食べるのは危険?2つのデメリット

①食べすぎると太る

体重計

黒糖のカロリーは100gあたり約354kcal、それに対して上白糖は約387kcalで黒糖のほうが少しだけカロリーが低いです。

また、GI値と呼ばれる食後の血糖値の上昇を示す値が黒糖は99、上白糖は108とこちらも白い砂糖と比べて太りにくい食材であることが分かります。

ただし、黒糖の原料はサトウキビであり、糖質の塊であることに変わりはありません。

食べ過ぎれば血糖値が上がり、糖分を脂肪に変えてしまうインスリンが大量に分泌され、太る原因となります。

同時にインスリンには血糖値を下げる効果もあるため、今度は急に血糖値が下がり眠気やだるさを感じさせるのです。

ですから、黒糖をそのまま何個も食べ過ぎると、ダイエットの妨げとなってしまう可能性があります。

②虫歯になる

虫歯の女性

黒糖は上白糖に比べて、虫歯の発生を予防する成分が含まれており「虫歯になりにくい」ことで知られています。

ただ、それはサトウキビをそのまま煮詰めた純粋な黒糖に限ったこと。白砂糖で増量しカラメル着色した加工黒糖には当てはまりません。

買う側からしたらその違いも分かりにくいため、黒糖をそのまま食べるといつの間にか虫歯リスクが上がっているということもあるんです。

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黒糖のメリットについて

エプロン姿の女性

黒糖をそのまま食べるデメリットを紹介してきましたが、一方で黒糖は栄養価が高い食材なので沢山の体に嬉しいメリットがあります。

◎生活習慣病予防・疲労回復
黒糖には「オクタコサノール」という成分が含まれており、このオクタコサノールには悪玉コレステロールの働きを抑える働きがあります。
高血圧や動脈硬化、肥満などの生活習慣病予防が期待でき、疲労回復や筋肉痛も和らげます。

◎便秘解消・美肌効果
黒糖に含まれる「ラフィノース」という天然オリゴ糖は、腸内環境を整え便通を良くする整腸作用があるんです。
ビタミンやミネラルも豊富に含まれているので、肌にハリと潤いを与えてくれます。

◎むくみ解消
黒糖は白砂糖のなんと550倍ものカリウムを含んでいるんです。
カリウムには体に溜めこんだ水分を排出する効果があり、むくみ解消が期待できます。

◎骨粗鬆症予防
丈夫な骨を作るための栄養素であるカルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛が多く含まれています。
カルシウムにいたっては上白糖の240倍の量なんです!

黒糖の適量とおすすめの食べ方は?

黒糖の1日の目安量は約25gです。

お皿にのった黒糖

固形のものなら1日5個ほどを目安にしましょう。

一般的な砂糖の摂取上限が1日25gですから、体に良い黒糖であっても25gを基準にします。

そんな黒糖を食べるうえでのおすすめは、白湯やお茶といった温かい飲み物と一緒にいただくこと!

温かい飲み物はお腹を落ち着かせますし、食べ過ぎ防止になります。

また、口の中の糖分を洗い流してくれるので、虫歯予防効果も期待できますね。

まとめ

黒糖をそのまま食べるデメリットについてお話してきました。

ポイントをまとめます。

・黒糖といえども糖質なので食べ過ぎると太る
・加工黒糖は虫歯リスクを高める可能性
・黒糖にはデメリットよりも、生活習慣病予防などメリットがたくさんある
・黒糖の1日の目安量は約25g
・おすすめは温かい飲み物と一緒に食べること

独特な風味がおいしく、まろやかな甘みの黒糖。

そのまま食べることでいくつかのデメリットもありましたが、食べ方に気をつければメリットのほうが遥かに多いんです。

おやつにデザートに、黒糖生活を始めてみるのも良いですね♪

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