わたパチは口の中で弾ける感覚が楽しい、人気の駄菓子です。
でも、実はひっそりと販売終了していました!
子どものおやつを買いに行った時、「最近見ないなー」とは思っていたんですが、まさかもう売ってないなんて…。
根強い人気があったのに、なぜ生産終了になったのでしょうか。
また、再販や代わりの駄菓子、自分で作る方法についても詳しくご紹介します。
わたパチが生産終了!その理由とは?
わたパチは、1988年に明治製菓から発売された駄菓子です。
綿菓子が溶けるとパチパチと音を立てながらキャンディーが弾けるのが楽しくて、何度も食べてしまった人もいると思います。
しかし、そんなわたパチも2016年8月に生産終了!
今では、大型スーパーやドラッグストアなど、どこのお店を探しても販売されていません。
気になる生産終了の理由ですが、明治製菓からの正式なアナウンスはありませんでした。
そこで、世間では”わたパチ終了”に関して、2つの噂が囁かれるようになったんです。
わたパチ生産終了の理由①
1つ目は、生産自主規制説です。
1979年アメリカで発売された、パチパチとするお菓子「ドンパッチ」に絡むもので、刺激が強すぎて大量に食べると死んでしまう、子供が炭酸飲料と一緒に食べたら死んでしまった…という都市伝説が流れたことが関係しているというもの。
勿論そんなことはなく、ドンパッチのメーカーも否定していたのですが、まことしやかに流れた噂は消えることなく、2000年に製造中止に。
その流れで、わたパチも生産をストップしたのでは…と考えられています。
とはいえ、すぐにわたパチも生産終了になったなら理解できますが、ドンパッチ製造中止から16年経っているので、この説の真実性は低いでしょう。
わたパチ生産終了の理由②
2つ目は、採算が取れなくなった説です。
原料の高騰により、採算が取れなくなって終了したというもので、ドンパッチよりは現実的な噂だと思います。
ただ、わたパチは人気商品でしたし、いくら材料費が高騰したからといって「生産終了になるの?」という疑問はありますが…。
同じ駄菓子のうまい棒は、材料費の高騰に値上げで対抗していますし、中身を少なくするといった対策もとることが出来ます。
そう考えるとこちらの説も、にわかには信じがたいかもしれませんね。
明治製菓に問い合わせ方もいましたが、結局理由は教えてもらえなかったそうです
わたパチ生産終了を惜しむ声
生産終了になってしまった今も、もう一度食べたいという声が沢山あります。
- 久しぶりに駄菓子屋さんに行ったから、わたパチ探したけど見つからなかった。生産終了なのを教えてもらって本当にショック!
- もう二度と食べることが出来ないと思うと、悲しすぎる。
- 無性に食べなくなることがあって、探したけど見つからなかった。生産終了にかなり驚いた。
- あの食べた時の食感をもう一度味わいたい
たくさんの食べたいという声はありますが、今はAmazonや楽天といった通販サイトを探しても、どこにも販売されていないようです。
賞味期限も1年なので、メルカリなどのフリマサイトでも見つかりませんでした。
わたパチ再販の可能性は?
明治製菓は「再販をしない」と、明言した訳ではありません。
再販を望む声が、今も明治製菓に届いています。
これからも引き続き再販希望があれば、復刻される可能性が全く無いとは言えないでしょう。
わたパチの代わりになる駄菓子を紹介!
パチパチパニックがおすすめです。
わたパチの代わりといったら、まずこれが思い浮かびます。
コーラ・ソーダ・グレープの3種類があり、「お口の中が大騒ぎ」とパッケージに書かれているように、弾ける食感が刺激的です。
子どもの遠足用のお菓子として、よく買います。
わたパチと同じパチパチと弾けるキャンディーと、爽やかなラムネの入った駄菓子です。
①100均などで売られている綿菓子を用意
②お皿に綿菓子を広げて、パチパチパニックをふりかけて完成。
本家には及びませんが、近い味です。
他にも、チロルチョコのクリームソーダもおすすめ!
わたパチより刺激は弱めですが、チョコ好きの方も満足できるお菓子です。
パチパチするキャンディーとザラメ、そしてチェリー味のチョコレートが入っています。
白いクリーム味を、メロン味のチョコでコーティング。
一口噛めば、パチパチと弾けるキャンディーの刺激が口の中に広がります。
わたパチが生産終了した理由 まとめ
わたパチが生産終了した理由は、明治製菓が公表していない以上、全て憶測でしかありません。
また、わたパチに限らず、お菓子が生産終了する理由は明かされないことも多いですから、これも時代の流れと捉えるしかないのでしょう。
とはいえ、わたパチが恋しくなってしまうこともあります。
そんな時は刺激が似ているお菓子や、自作で乗り切りましょう。
「いつか再販されたら必ず買うのにな~」と思いながら、私も作ってみます。