冬になるとぜんざいが食べたくなります。
つい最近も、無性に「食べたい!」となって手作りしたんですが、家族で分けてもまだ鍋に半分も残ってしまいました。
そこで気になるのが、ぜんざいの日持ちです。
何日までならおいしく食べられて、腐らないのか?
・腐るとどうなるのか
・最適な保存方法
について詳しく調べましたので、分かりやすくお話していきますね。
手作りぜんざいの日持ちはどれくらい?
手作りぜんざいの日持ちを以下にまとめました。
冷蔵……約3日
冷凍……約1カ月
最も賞味期限が伸びるのは、やはり冷凍という結果になりました。
水分ごと固めるので、湿度差が生まれず長持ちします。
また、一般家庭で設定されている冷凍庫のマイナス15度という温度は、菌の繁殖をストップさせる効果があるので、長期保存でも腐りません。
とはいえ、腐敗の心配はないといっても、冷凍焼けや風味の劣化が気になってしまいますので、1ヶ月以内に食べた方が良いでしょう。
冷蔵する場合ですが、たとえ冷蔵庫に入れても菌は繁殖してしまいますので、3日以内の消費をおすすめします。
冷蔵庫に入れると安心なイメージがありますが、早く食べたほうがいいんですね!
砂糖を多めに入れた時、常温保存ならプラス半日~1日と考えてください。
逆に少なければ、持ちは悪くなります。
市販のぜんざいの日持ちはどれくらい?
次に、市販のぜんざいの日持ちについてです。
市販のものはレトルトパウチや缶に入っていますが、賞味期限は開ける前だと、手づくりよりも、平均で3ヶ月から2年とかなり長持ちします。
最も短い3か月がレトルト品の「たねや ぜんざい」、最も長い2年は「はごろもフーズ 栗ぜんざい」「おしるこ」でした。
日持ちするので、緊急用のスイーツとして保存しておくと良さそうですね!
しかし、いったん開封してしまうと製品が空気に触れ、菌の繁殖も始まってしまうので、2日以内には食べたいところ。
注意書きにも「開封後はお早めにお召し上がりください」と書かれています。
ぜんざいが腐った時の見分け方!
腐っているかどうか?を見分けるためのポイントを、以下にまとめました。
- 酸っぱい臭い
- カビが生えている
- 糸が引いている
- 白い浮遊物がある
- 市販のものならば、入れ物が膨らんでいる
こういった特徴、どれかひとつでも当てはまれば、確実に腐っています。
たとえ加熱しても、消滅しない菌もいるので、もったいないですが廃棄処分してください。
とくに小さなお子さんや、お年寄りがいる家庭では気をつけたいところです。
どの食べ物でもそうですが「いつもとはちょっと違うな」と感じたら、腐っている可能性が高いです。
ぜんざいが日持ちする保存方法は?解凍のコツも解説
冷蔵……餅や白玉は取り出す(栗はOK)
冷凍……餅は取り出す、ぜんざいは小分けにしてタッパーに入れる
まず、冷蔵の場合は、餅と白玉は固くなるので取り出します。
以前、冷蔵した白玉を翌日食べたのですが、中がカチカチで食べられたものではありませんでした(泣)
一方、冷凍は白玉を入れたままでも、固くなりません。
また、水分の多い状態は冷凍しにくいので、出来るだけ煮詰めます。
タッパーに入れてからは、粗熱をとって冷凍しましょう。
ぜんざいの風味を損なわない解凍方法について
解凍して食べたい時には、前日に冷蔵庫に入れ自然解凍します。
常温での解凍も可ですが、風味を損ないたくないなら、冷蔵庫でじっくり解凍する方法をおすすめします。
早く食べたい時は常温で、時間はかかるけど元の美味しさを味わいたいなら冷蔵庫で。
そして解凍できたら、そのまま鍋に入れ、火にかけます。
作った時と同じような、おいしいぜんざいが食べられますよ!
また、砂糖が多く入ったものは完全に凍らないので、冷たいままシャーベットのように頂くことも出来ます。
ぜんざいの常温・冷蔵・冷凍の日持ち まとめ
ぜんざいの日持ちの、まとめポイントです。
- 手作りのぜんざいは、冷凍が1ヶ月と最も日持ちする
- 市販のぜんざいの賞味期限は長い
- 冷凍する時は餅を取り出す
- 冷蔵庫で自然解凍がおすすめ
作り過ぎてしまうぜんざいですが、日持ちや保存方法が分かれば、もう怖いものなしです。
これからは余ることを気にしないで、作っていきます。
また、砂糖が多めのぜんざいは完全に固まらないとのことでしたので、シャリシャリしたスイーツとして味わってみたいなと思いました。