この記事は「電気毛布のつけっぱなしの影響が心配な方」に向けて書いています。
冬にあると便利なものといえば…電気毛布です。
私も冬は電気毛布がないと寝られないくらい冷え性なのですが、一晩つけっぱなしにすると起きた時に汗がじんわり。
寝汗をかいてしまってるんですね。
「電気毛布は風邪をひく」とか、あまり良い話を聞かないですが、実際はどうなんでしょうか。
またつけっぱなしにした場合、火事の心配はあるのか?電気代は高いのか?
気になるので調べてみました。
電気毛布をつけっぱなしで寝るのは体に悪影響?
電気毛布のつけっぱなしは、体に悪影響です。
つけっぱなしで寝ていると、睡眠の質が悪くなりますので、体には良くありません
人間は寝る前に体温が1度下がってからでないと、深い眠りにならないんですね。
せっかく入眠できても、浅い眠りだと疲れが取れません!
また、寝てからもずっと体を温め続けているわけですから、睡眠中なのに運動している状態と一緒になってしまいます。
以下に、電気毛布をつけたまま寝る影響についてまとめました。
・ずっと体温も上がっているままなので、深い眠りになることができない
・浅い眠りのままなので、朝になってもだるくて疲れが取れない
・寝ている間にたくさんの汗をかいてしまい、脱水症状になる危険性がある
・体温調節が上手くできない人は、余計に調節ができなくなってしまう
このように色々な影響があります。
快適な睡眠と疲労回復のため、寝る時には電気毛布は消した方が良いですね。
電気毛布のつけっぱなしで火事の心配は?
電気毛布はつけっぱなしでも、使い方をきちんとしていれば、火事になる可能性はほとんどありません。
たとえ翌朝に消し忘れてしまっても、最近の物には「12時間で電源がオフになる」など安全装置がついているものが多いため、危険は少ないです。
また電気毛布は、電気ストーブやガスコンロといった他の電化製品よりも、火災件数はかなり少なくなっています。
過去10年を遡ってみても、電気毛布による火事は1件しかありませんでした。
ごく少数の火事になった事例を見てみると、誤った使い方をしていたり、経年劣化により内部が断線されてしまい、発火が起きたようです。
「最近のものは安全装置がついているので、心配はほとんどない」と書きましたが、電気毛布は電化製品なので、いつ壊れて発火するかは分かりません。
つけっぱなしに気をつけ、古くなった製品は買い直す、間違った使い方はしないことで、火災のリスクを減らすことができます。
電気代はどうなる?
使う商品や時間にもよりますが、電気毛布の電気代は『1時間辺り約1円ほど』です。
24時間つけっぱなしでも、24円ということになります。
1週間なら168円、1ヶ月だと約672円ですね。
電気ストーブやエアコンといった他の電化製品で暖かくすると、1時間あたり10円以上ですから、他の電化製品よりも安いといえます。
つけっぱなしはダメだけれど、節約術として電気毛布は良い選択ですね。
電気毛布の正しい使い方をマスターしよう
体に影響がないおすすめの使い方は、寝る1時間ほど前に温めておくこと。
そして、寝る前には消すことです。
それでも「寝ている間にも使いたい」という方は、タイマーを設定しておくと良いですね!
入眠する時間を計算して、それから30分ほどで消えるようにします。
タイマーがついていない電気毛布を使っている方で、つけっぱなしにしたい場合は苦肉の策として「弱」にするのも一つの方法です。
消した方が体に悪影響がないので、冷えてどうしても寝られない場合に限りですが…。
または、足もとだけに電気毛布を敷くと、体全体が温まる訳ではないので寝やすいと思います。
脱水症状になったり、睡眠障害などにならないためには、体全体を温めすぎないことがポイントですよ!
※電気毛布と併用したいアイテム
湯たんぽがおすすめです。
部分的な温めが可能ですし、電気毛布を消した後でも湯たんぽがあれば、布団の中で寒さを感じません。
おわりに
電気毛布のつけっぱなしは、体にたしかに悪影響でしたね。
私は朝までつける派でしたが、せめて「弱」、それが無理なら湯たんぽと併用したいと改めて思いました。
一方、火事や電気代の心配はそれほどありませんでしたね!
寒い季節にかかせない電気毛布ですが、適切な使い方で質の良い睡眠をとりたいものです。