我が家の冷蔵庫の奥に、手をつけたままのキムチを発見しました。
日付を見ると、賞味期限を2週間過ぎています。
「発酵食品だし2週間でも大丈夫かな……」と食べてみると、う~ん微妙。
ちょっと酸味が増してる気がします。
これって腐ってるんでしょうか。
そこで今回は、腐ったキムチの判断方法について調査。
家にあるキムチが食べられるかどうか悩んでいる方は、ぜひご覧くださいね!
キムチは賞味期限が切れても食べられる?
キムチは賞味期限を過ぎても、見た目・味・臭いに変化がなければ食べられます。
とはいえ、一般的なキムチは期限が切れてから1週間以内には食べきったほうが安心。
なぜ1週間?発酵食品だからもっと持つんじゃない?って思いますよね……実は国産キムチは、発酵食品ではありません。
キムチが日本のスーパーに普及し出した当初、韓国産のキムチは「辛すぎる」「臭いが強い」との声があり、日本独自の浅漬けタイプのキムチが誕生しました。
あくまで浅漬けなので、国産キムチ=発酵してないんです。
だから、賞味期限を長く過ぎたものは漏れなく腐ります!
とはいえ賞味期限は消費期限とは違い、あくまで「各メーカーが定めた美味しく食べられる期間」ですから、ものによって数日~数週間と幅があります。
期限切れから何日で食べられなくなるかは、商品や保存状態によっても違ってくるんです。
そこで、自分で腐ってないか判断することが必要となってくるんですね。
以下で、腐ったキムチの特徴を詳しく説明していきます!
腐ったキムチの特徴
腐ったキムチには、いつも食べているものとは違う確かな特徴があります。
一口食べて違和感を感じたら、すぐに止めましょう。
見た目:カビ
キムチが腐ると青カビ、黒カビ、緑カビが生えます。
「白カビだったらその部分だけ取り除いたら食べられる」という説もありますが、キムチ全体にカビの胞子がついている可能性も。
参照:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1265444757
白カビでも、心配な人は食べないようにしましょう。
また、本来「糸を引かないはずのキムチがネバネバ」との経験をした人もいます。
これは乳酸菌の増殖・原材料に昆布が入っている時に起こりやすく、一概に腐っているというわけでもないようです。
とはいえ、商品によってネバネバの原因は違うので、メーカーに問い合わせるのが確実。
味:すごく酸っぱい、舌がピリピリ、苦味
酸っぱめなキムチもあるので、味で見分けるのは難しいと思うんですが「酸っぱすぎる!」と感じたらやめましょう。
そういう時の勘って当たるものです。
舌がピリピリしたり、苦みを感じた場合も止めておきましょうね。
匂い:アルコール臭、異臭
鼻をつくようなアルコール臭や、生ごみのような異臭がします。
魚介類が入ったキムチは、特に臭いで腐ってるかどうか判断しやすいです。
キムチが腐る原因
キムチが腐る主な原因は2つです。
1つ目が雑菌によるもの。
一度口をつけた箸でキムチを触ると、あっという間に菌が全体に広がってしまいます。
これ、ついやっちゃうんですよね~。
食べる時は新しい箸で、取り皿に取ると雑菌が予防できます。
2つ目が常温保存によるもの。
キムチの基本の保存温度は10度以下。
部屋の中じゃなく、冷蔵庫での保存が良いですね。
腐ったキムチはどうする?
腐ったキムチは、もったいないですが処分します。
食べてしまうとお腹を壊しちゃうからです。
もし「見た目や味に問題はないけど、期限はかなり切れてる……」って場合は、火を通す料理に使いましょう。
加熱すれば雑菌が死滅するので、そのまま食べるよりは安心かと思います。
キムチチャーハンや豚キムチがおいしいですよ~。
腐りにくいキムチの保存方法
キムチは10度以下での保存が望ましいので、冷蔵が基本です。
でも、どうしても期間内に食べきれないことありますよね。
そんな時こそ冷凍保存です!
冷凍なら1ヶ月もちます。
保存方法は、キムチを真空状態で保存袋に入れるだけ。
解凍する場合は、袋のまま冷蔵庫に入れます。
「いつもキムチが余って仕方ない」って方は、試してみてくださいね。
腐るとキムチは酸っぱい まとめ
キムチが腐ると見た目、臭い、味に変化が出ることが分かりました。
私もキムチを冷蔵庫に放置しちゃうことが多々あるので、これからは腐ってるかどうかをよーく見て判断したいと思います。