【とろけるチーズ】そのまま食べられる種類は?見分け方を解説します

とろけるチーズはそのまま食べると、危険な種類があるって知ってましたか?

私はあのザラっとした食感が好きで、たまに焼かずに食べるんですが、生で食べると食中毒の恐れがあると聞いてドキッとしました。

そこで本日は、とろけるチーズでそのまま食べられる種類・食べられない種類について詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

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とろけるチーズには、そのまま食べられる種類とダメな種類がある?

とろけるチーズには2つのタイプがあります。

・スライスチーズタイプ

・シュレッドタイプ

スライスチーズタイプが食べられて、シュレッドタイプが食べられません。

私はよくシュレッドタイプをそのまま食べてたんですが、NGだったんですね……。

そのまま食べられる:スライスチーズタイプ

スライスチーズタイプは、プロセスチーズと食品表示欄に明記されている商品です。

※プロセスチーズとは……1種類以上のナチュラルチーズ(牛乳やヤギの生乳を凝固させたチーズ)を細かくして加熱し、乳化剤を加えて再形成したもの。

プロセスチーズを作る工程の加熱の段階で、乳酸菌は死滅しています。

それゆえ再形成時点から発酵が進むことがなく、変質は終了しているので、そのまま食べても大丈夫なんです。

そのまま食べない方がいい:シュレッドタイプ

一方、そのまま食べない方がいいのはシュレッドタイプ!

小さい短冊状に来られたもので、ピザトーストなどによく使いますね。

シュレッドタイプは製造工程で加熱処理をしていないため、発酵熟成したものが多く、とくに外国産はそのまま食べない方が良いと言われています。

過去に、シュレッドタイプを加熱せず食べた事でリステリア菌による食中毒も発生!

袋の裏を見ても「加熱用」「加熱してお召し上がりください」と記載されてますね。

今まで加熱せずにかけて食べてましたが、そのままはヤバそう(;’∀’)

※ただし、シュレッドチーズタイプでもモッツァレラなど生でもOKなものも。その場合、「そのままサラダに」といった記載があります。

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とろけるチーズをそのまま食べるとどうなるの?

上記で記載したように、シュレッドタイプとろけるチーズを加熱せず食べると、リステリア菌による食中毒が起こる可能性があります。

典型的な症状は・悪寒・発熱・筋肉痛などで、通常は7日以内に治まります。

重篤な場合は、抗生物質を用いて治療するようです。

シュレッドタイプを食べて不調を感じたら、すぐお医者さんに診てもらいましょうね!

余談:とろけるチーズが溶ける理由

とろけるチーズがとろっと溶けるのは、チーズを構成しているたんぱく質の粒子が粗いから。

粗ければ粗いほど溶けやすく、密であれば溶けにくいんです。

とろけるチーズの原料であるナチュラルチーズは、たんぱく質の粒子が粗く、加熱することにより構成している組織が簡単に分解されます。

分解された結果、とろーっとしたおいしいチーズになるんですね!

とろけるチーズでそのまま食べられる種類 まとめ

スライスチーズタイプは食べられるけど、シュレッドタイプはそのまま食べられないことが分かりました。

たしかに家にあるシュレッドチーズの裏をみると、ちゃーんと「加熱用」って書いてあります。

今まではサラダにかけたり、おつまみとして食べたりしてたので、これからは気をつけようと思いました!

リステリア菌こわいですからね……(;’∀’)

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