病院の売店でバイトしたいけど、実際どんな感じなんだろう。仕事はきつい?
病院にお世話になったことがある人にとって、売店は身近な存在ではないでしょうか。
外来の診察帰り、入院中の買い出し……。
お菓子、雑誌、日用品が置いてあるので、利用する人にとってオアシス的なところもあるのかなと思います。
売店で働く前は、私自身も診察帰りに買い物をよくしてました。
その時思ったのが「売店にいる人って暇そうだな」「ラクそうだな」ってこと、笑
とんでもないです!!!
実際に働いてみると結構大変でした。
そこで本日は、
・病院の売店バイトの実態
についてシェアしていきたいと思います
病院の売店で働くにはどうしたらいい?求人・採用方法は?
私の場合は、ハローワークの求人で見つけました。
バイト(パート)求人雑誌に載ってる事もあります。
採用試験は面接だけでした。
聞かれたことは、主に販売接客の経験についてと「会社のために何が出来ますか?」など、一般的なバイトの採用面接と同じような内容です。
意外だったのは、
「重いものは持てますか?」
という質問。
私が働いた所は、病棟へ品物の配達があったので、重いものを持てるのは必須だったみたいです。
病院の売店バイトの具体的な仕事内容
具体的な仕事内容は以下の通りです。
- レジ打ち
- 接客
- 発注
- 品だし
- 病棟への配達
- 自販機の管理
務める病院の売店によって、仕事内容が変わってきます。
病院の売店で扱っている商品
売店が取り扱っている商品は、雑誌、食品、医療製品など。
雑誌は近くの本屋さんが、パンは近くのパン屋さんが持って来てくれるので、お客さんの清算の合間に納品された数を素早くレジに打ち込みます。
また、ストッキングもデパートなどに売っている女性用のものだけでなく、弾性ストッキングといった、特殊な品物も。
病院の売店で働いてキツかったこと
売店で働いてキツかったことをまとめました。
- 基本ひとりなので忙しい
- ストレスのはけ口となることがある
- 力仕事が多い
- 感染症にかかる心配
病院の売店は午前、午後と基本的にひとり勤務です。
他のバイトの人と重なる時間は1時間くらい。
例えば、ひとりの時に
「業者さんが納品に来る」「お客さんがレジに来る」「自販機が壊れたと呼ばれる」「病棟から注文の電話が来る」
といったことが同時に押し寄せます。
しかも、病棟単位で買い物に来られることもあり、めちゃくちゃ忙しいです。
また、患者さんや看護師さんの中にはストレスをためている方もいて、キツイ口調で責め立てられることもありました。
それが結構つらかったですね……。
売店で働いていた時に、他の病院の売店で働く方と話す機会があったんですが、
その方も「人間扱いされない(泣)」と嘆いてました。
場所的に仕方のないことですが、時として「ストレスをぶつけられる事もある」と覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
病院の売店バイトのメリット
病院の売店で働くメリットは、
患者さんの「ありがとう」という言葉だと思います。
正直、売店のバイトの時給って安いです。
その割に忙しい。
メリットを見出すとすれば、人との触れ合いになりますね。
「ありがとう」と言ってもらえると、やっぱり嬉しい気持ちになりました。
あとは、採用してくれた会社の上司が良い人だったこと、笑。
「いつでも相談して!」って感じで、ちょくちょく顔を出してくれます。
病院の売店で働く まとめ
「らくそう」と思って働くと、すぐ後悔するハメになるのが、病院の売店の仕事かなと思います。
私はその後、体調を崩し半年で辞めましたが、良い経験になっているのは間違いないです。
「病院の売店で働く人」の裏側が知れただけでも、収穫かなと思ってます。