卵・乳製品・小麦・落花生・えび・かにと並んで、そばは加工食品で表示が義務づけられています。
そばはアレルギー症状が重いので「何歳からあげたら安心なの?」と悩んでしまいますよね。
また、年越しや外出の際に家族がお蕎麦を食べていると、赤ちゃんも欲しがることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、
✔おそばデビューの注意点
について詳しく解説していきます。
お蕎麦は何歳から食べていい?
蕎麦はハチミツのように「何歳以下はNG」といった明確な指標がないため、離乳完了期である1歳~1歳6ヶ月頃からがひとつの目安となります。
蕎麦に関しては、厚生労働省が公表している授乳・離乳にも詳しい時期は記載されていないようです。
ただし、乳児や幼児の食事メニューは「他の食材にアレルギーはあるのか?」「消化器官の発達」など、総合的に見て判断する必要があります。
蕎麦はどうしても食べなければいけないものでもないので、心配な場合は3歳頃まで様子を見るのも良いでしょう。
子どもにお蕎麦デビューの注意点は?
蕎麦は重篤なアレルギー症状を起こしやすい食べ物です。
皮膚症状よりも気管に症状があらわれやすいのも特徴のひとつ。
子どもがお蕎麦デビューする際は、
✔はじめは一口から
✔近しい人に蕎麦アレルギーがある時は特に気をつける
といった2つに気をつけましょう。
激しいアレルギー症状が出ても、平日の日中であれば病院への受診が可能です。
また、初めての場合は蕎麦のゆで汁で茹でたうどんにしたり、そば1本の1cmくらいから始めるのが安心ですね。
他にも、親と子が同じ食材でアレルギーを起こすわけではありませんが、アレルギー体質は遺伝するのでより慎重になる必要があります。
そばは何歳からあげた?口コミや体験談
それでは参考までに蕎麦デビューの体験談をみていきましょう。
・1歳3ヶ月の時に目を離した隙に勝手にそばデビュー。
・1歳でうちはあげたけど、1歳は目安でケースバイケース
・祖父母に勝手にあげられた。何にもなかったから良かったけど…
「1歳で初めてそばを食べさせた」というものもありましたが、1歳代ではまだデビューさせない人のほうが大半でした。
やはり「アレルギーが心配」という声があり、3歳を目安に考えている人が多いようです。
また、周囲が勝手にあげてしまったというものもあり、お蕎麦デビューを「まだ先」と考えている場合は年末の帰省には気をつけたほうが良いかもしれませんね。
まとめ
・早ければ1歳~1歳半頃。心配なら3歳頃からにする
・そばを初めて与える時には病院が開いている時間に、ごく少量からはじめる
蕎麦は重いアレルギー症状を引き起こすので、慎重になりたいところ。
無理して早く与える必要もないですから、小麦アレルギーがなければ蕎麦ではなくうどんも視野に入れるのもひとつの手です。
せっかくお蕎麦を食べるなら、赤ちゃんに心配のない状態で与えたいですね。