ピンポ~ン、ピンポーン!
しつこくチャイムが鳴ると、ため息をつきたくなっちゃいます。
玄関には娘の友達。
この子毎日のように、学校終わりの午後6時とか休みの日は朝10時に訪ねてくるんです。
最初は友達だからと家にあげていたんですが、次の日も次の日も訪ねてきます。
段々、わたしも憂鬱になってきました。
こんな風に子どもが小学生になると悩まされるのが、放置子の存在。
今回は、悩ましい放置子に関する疑問や対策についてまとめました。
迷惑でしつこい!放置子の特徴とは?
放置子の特徴は
・しつこく家に訪ねてくる
・「遊べない」「家はダメ」と言っても聞かない
・家中の扉や戸棚を開けまくる
・勝手に冷蔵庫の中の物を食べる
などなどです。
自分の家なのにプライベートな空間もあったもんじゃない!
こんな事を毎回されちゃ親として困っちゃいますよね。
しかも遊びたがってる割には、娘と仲良くするわけでもなく、なんとなーく偉そう。
放置子はきっと遊びたいんじゃなくて「家に入りたい」「大人にかまってもらいたい」って気持ちがあるんだと思います。
困った!放置子の対策に困ったエピソード
ママたちの放置子に困ったエピソードです。
・「家のカギ忘れたから」と言って、いつも我が家に居座ります。この間なんてその子のお母さんにラインで連絡しても「放置でいいですよ♪」だけ。本当に困る。
・放置子にロックオンされると逃げられない。断って来るし、ピンポンならされると動悸がしてくる。
・夏休みの毎日のように家に来て、お昼ご飯を催促してくる。「自分の家で食べてね」って言っても効果なし。
しつこさと図々しさに呆れてしまいますが、相手は子どものなのでキツイ言い方も出来ません……。
特に夏休みなどの長期休暇はつきまとわれやすく、お昼ご飯をねだってくる事も。
頭が痛い問題です。
放置子の親は何をしてるの?
そこで気になるのが放置子の親!
自分の子どもがよその家で迷惑かけてるのに、何してるの?って思いますよね。
放置子の親には2パターンあって
①仕事が忙しくて他のお家に行ってることに気づいてない
②知っていても託児所代わりに使っている
が考えられます。
わたしが経験したのは、①のタイプで共働きでご両親が帰って来るのが夜7時過ぎ。
だから家に夕方6時過ぎに遊びに来ているのも、知らなかったわけです。
そして、もっと厄介なのが、②のタイプ。
知っているはずなのに、知らん顔。
何なら「託児所代わりでラクだわ~」なんて、思ってるかも。
顔を合わせた時に「いつもすみません」の一言があればまだ良い方で、完全スルーってこともありますよ!
すぐに出来る!放置子への効果的な対策
じゃあ、実際に放置子への対策はどうする?ってわけですが、最も効果的なのは
何があっても家には入れない事。
家に招いてしまうと大変です。
遅くまで居座るし、好き放題やらかします。
しかも味をしめてまた翌日も訪ねてくるんです。
我が子にも「家では遊ばないでね」ってことを伝えます。
遊びに来たら、さっさと公園や児童館に行ってもらいましょう。
ただ、雨の日だったらそうも行かないので、玄関で「遊べないの、ごめんね」と断るのが良いと思います。
また同じクラスの子で、目に余る行動が続くようであれば、担任の先生に相談するもの効果的です。
夏休みや春休み、長期休みの放置子への対策は?
長期休みになると、毎日お昼時に訪ねてくる可能性が。
断るのも面倒になってきて、何度か居留守を使ったことがあるんですが、また30分後、次は1時間後って、遊べるまでチャイムを鳴らすんですね(苦笑)
だから「家は〇日から〇日は遊べないよ」って断りました。
念を押して、2回くらい言ったかな。
理解してくれたようで、その間は来なかったです。
放置子の将来のためにも出来ること
放置子の対策を書いてきましたが、相手の親には出来るだけ言わないほうが良いと思います。
こっちが現状を訴えても、何か手を打ってくれない可能性が高いし、新たなトラブルになる可能性が高いです。
だから第三者に言うのなら、まず学校や担任の先生に相談をオススメします。
また放置子の将来のためにも「ダメ」「こういう理由で遊べない」と、はっきりと教えてあげても良いでしょう。
子どもはまだ何が良くて、何が悪いのか分かってない部分があります。
叱るのではなく、教える気持ちで。
あと、同じクラス・学校の子ではなく、近所の子で服がボロボロだったり、お腹を空かせた様子がよく見られるなど「何かおかしい」と感じる場合には、児童相談所に通報という方法もあります。