今回は「こんにゃくを食べすぎると太るかどうか」についてお伝えしていきます。
噛みごたえがあり、ローカロリーな蒟蒻はダイエットの強い味方。
色々なレシピに活用できるので、とても便利な食材でもあります。
そんなこんにゃくですが、食べ方を間違えると太る原因になるって知ってましたか?
・1日の目安量はどれくらい?
・食べ過ぎてしまった時の対処方法
「ダイエット目的でこんにゃくを食べたのに逆に太ってしまった!」なんてならないためにも、
ぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
こんにゃくの食べ過ぎは太る?
ダイエットの強い味方と言われるこんにゃく。
私も有名フィットネス系YouTuberの影響で、麺類を白滝に置き換えたダイエットをしています。
そんなこんにゃくですが、食べ方によって体重増加につながってしまいます。
こんにゃくはほぼ水分で、カロリーと糖質はかなり低め。
100gあたりカロリーは6kcal、糖質は0.3gほどなので、太る要素は見当たりません。
太ると言われる原因は、こんにゃくに含まれる不溶性食物繊維(グルコマンナン)!
グルコマンナンは、腸の中で便のかさを増す役割があります。
この時に、しっかり水分を取らないと固い便になり便秘につながってしまいます。
ちなみに、白滝もこんにゃくの一つ。
こんにゃくと同じこんにゃく芋からできています。
紐のように細長い形で固めたものを指し、地域によって白滝や糸こんにゃくと呼び方が変わってきます。
こんにゃくを食べ過ぎる影響は?
ローカロリーで低糖質の食品のため、ダイエットに最適と思われるこんにゃく。
そのイメージから「いくら食べても大丈夫」と考えられがちです。
特に白滝(糸こんにゃく)はその形から、麺類に代わって使うこともできるので、ダイエッターには大人気。
こんにゃくに含まれる食物繊維は便通の強い味方ですが、水分が少ないまま食べすぎると便秘になります。
便秘になると、代謝がおちてむくみの原因に!
お腹も張っておならの原因になりますし、最悪の場合は腸閉塞の危険も出てきます。
ちなみに、こんにゃく100gあたりに含まれる不溶性食物性は2〜3g。こんにゃくには食物繊維が豊富に含まれていることが分かりますね。
ダイエットの意識が強い人ほど、こんにゃくを食べすぎてしまうので注意が必要ですね。
こんにゃくの1日の目安量
こんにゃくは1日250g までを目安に摂るといいでしょう。
日本人の食物繊維の摂取目安量は男性21g、 女性18g以上です。
食物繊維には水溶性と不溶性がありますが、こんにゃくに含まれるのはほぼ不溶性食物繊維です。
1日の食物繊維を全て「不溶性食物繊維」だけで摂ろうとすると、便秘や胃痛、消化不良を引き起こす原因になります。
食べ続けると危険な量という規定はありませんが、水溶性と不溶性食物繊維は半々にとるようにしたいところです。
ちなみに、こんにゃくは1パックあたり200g。食物繊維は約5g程度含まれます。
こんにゃくを食べ過ぎたらどうする?対処法について
不溶性の食物繊維をたくさん摂ったにも関わらず水分が不足すると、お腹が張って苦しくなります。
それに併せて下痢や胃痛、消化不良といった胃腸に不快な症状が出ることも。
苦しい時は体調を見ながら水分を摂りましょう。
また、不快症状が強いときは、刺激物はほどほどに!消化のいい食べ物を食べるか、しばらくは水分だけにして胃腸を休めてあげてください。
こんにゃくのメリット
こんにゃくは料理でも大活躍!
味がほぼないため、料理のかさ増しに使えます。
副菜レシピも豊富なので、あと1品何か欲しい時にも助かりますね。
また、独特の弾力感は噛みごたえがあるため満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止に繋がります。
こんにゃくに含まれる不溶性食物繊維は、しっかりバランスを見ながら摂り入れれば怖くありません。
たっぷりと水を飲みながら食べると便通の促進になります。
実は、こんにゃくはカルシウム摂取にも有効です。
こんにゃくには牛乳の半分のカルシウムが含まれているのを知っていましたか?
こんにゃくのカルシウムは胃で吸収されやすく、将来的には骨粗鬆症を避けることにつながりますよ。
まとめ
・不溶性食物繊維(グルコマンナン)が、便秘の原因になりうる
・こんにゃくを食べる時は水分もたくさん摂ることで食べ過ぎ防止に
こんにゃくだけを集中して食べると、胃腸を中心に不調が出てしまいます。
他の食べ物もバランスよく食べれば蒟蒻のダイエット効果が発揮されますよ。
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