豆類は体に良いので赤ちゃんにも与えたいところですが、小豆はいつから食べられるのでしょうか。
皮が気になったり、市販のものだと砂糖で味付けされているものもありますよね。
そこで今回は、
✔下ごしらえの方法
✔小豆を与える時の注意点
✔おすすめ小豆レシピ
について詳しく解説します。
小豆はいつから?離乳食で与えられる時期
小豆を食べられるようになる目安は、離乳食中期ごろからです。
7〜8ヶ月の(もぐもぐ期)頃から食べることができます。最初は裏ごしをして、皮を取り除いてから与えてください。
皮も含めて全て食べられるのは、あごの力がしっかりしてくる1歳半くらいが目安となります。
小豆と聞くと「和菓子に使われる餡」をイメージするかもしれませんね。
作ったことがある人はご存知かもしれませんが、餡にはものすごい量の砂糖が使われています。
赤ちゃんの体には負担になるので、餡は与えないようにしましょう。
小豆の下ごしらえ方法
小豆は他の豆類に比べて下処理が楽チンな食材です。
大豆のように一晩水にさらす必要はありません。
小豆特有のしぶみは1〜2回ゆでこぼすことで取ることができます。あとは柔らかくなるまで煮るだけ!
小豆が隠れるくらいの水量をキープしつつ、1時間くらい煮てください。
炊飯器を使うともっとお手軽に下ごしらえができます。
炊飯器用カップ3分の2に対して水2カップを加え、普通に炊飯するだけです。渋みもあまり気になりません。
硬さが気になる時は、豆全体がかぶるくらいまで水を加えてもう一度炊飯すればOKです。
下処理がとにかくめんどうな時は、水煮缶を使用してもいいでしょう。
その時は無糖のものを選んでくださいね。
小豆を赤ちゃんに与える時の注意点
小豆の皮は大人でも歯に挟まったり口の中に残りがち。
食感を嫌がる赤ちゃんもいるため、与えるときは皮を取り除いてあげましょう。
ただ、皮を一つ一つ取り除くのは手間がかかるのも事実です。そんな時は裏ごしをすることで身が潰れると同時に皮も取り除くことができます。
皮つきや粒のまま与えるのは、噛む力がしっかりしてきた1歳半頃からがいいでしょう。
子ども用小豆レシピ
離乳食に小豆はおすすめの食材です。
離乳食期や、そのあとの幼児期に食べられるレシピを紹介します。
離乳食期
お米からおかゆを作るときに、最後に裏ごしした小豆を混ぜ合わせるだけです。
おかゆと裏ごしした小豆をお湯で溶いて、程よい固さにすれば完成!
◎きなこと小豆のベビーフード
ゆでた小豆ときなこを混ぜ合わせます。離乳食中期の頃は裏ごしして皮を取り除いてあげてくださいね。
茹で汁も少し加えることで、パサパサにならずなめらかになります。
まとめて作って製氷トレーに入れて冷凍保存しておけば、使いたい量だけ取り出せますよ。
そのままでも、ヨーグルトに混ぜ合わせて食べてもいい万能食材になります。
まとめて作って保存しておくといいでしょう。
◎バナナ小豆
裏ごしした小豆と、バナナを一緒にレンジでチン!
温めたバナナは甘味も強くなるため、小豆との相性抜群。
デザートにぴったりですよ。
幼児期
小豆入りの蒸しパンは、朝ご飯やおやつにぴったりです。
ホットケーキミックス200gとゆでたあずき200g、 牛乳や豆乳150ccを全部混ぜ合わせます。カップにそそぎ、お湯を沸騰させた蒸し器で15分蒸して出来上がり。
蒸し器にカップを置くときは、下に濡らした布巾を敷いてくださいね。
お湯を張った深めの鍋でも作れます。
まとめ
✔砂糖を使った餡は離乳食期には与えないようにしよう
✔皮をひとつずつ取り除くのは大変なので、裏ごしした後に気になる皮は取り除こう
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