ほどよい塩気の枝豆はおつまみにぴったり。
それだけでなく、口寂しい時に食べたりと好きな方も多いのではないでしょうか。
そんな枝豆も食べ過ぎると、体にさまざまな影響をもたらします。
今回は、
✔痛風や胃痛、アレルギーについて
✔枝豆の適量
✔栄養や効果
について詳しく解説します。
枝豆を食べ過ぎる4つの影響
枝豆はおいしくてついつい食べ過ぎてしまいますよね。
でも、枝豆を食べ過ぎるとどんな影響が出るのでしょうか?
①痛風
枝豆にはわずかですがプリン体が含まれています。
プリン体というのは尿酸値を増加させる物質です。体内で利用されず余ってしまうと尿酸として体外に排出されます。
しかし、血液中で溶けきれなかったプリン体は尿酸値を高め、痛風の原因となることも。
日常的に枝豆を食べ過ぎている人は気を付けなければいけません。
②胃痛・下痢・便秘・おなら
枝豆には食物繊維が豊富に含まれています。
食べ過ぎることで食物繊維の摂りすぎになり、下痢、便秘を引き起こすことも。
また、稀にですがスムーズに消化されなかった食物繊維が原因で腸内にガスがたまり、おならも出るようになります。
消化不良は胃腸の不調に繋がるので、胃痛になる可能性も考えられます。
③アレルギー
枝豆は大豆の若さやですから、大豆アレルギーを引き起こすことがあります。
大豆アレルギーがある人は勿論ですが、「ないから大丈夫!」と思っていても油断してはいけません。
実はどんな食べ物でも食べ過ぎると、湿疹などのアレルギー症状が出ることがあるんです。
大人になってからでもアレルギーを発症することもありますから、食べすぎには注意しましょう。
④太る?
枝豆のカロリーは、1粒あたり1kcalです。
お菓子に比べてカロリーは高いとはいえませんが、食べ過ぎてしまうとやはりカロリーの摂り過ぎとなります。
しかし、枝豆はダイエットには欠かせない良質なタンパク源です。適量であれば全く問題ありません。
枝豆の食べ過ぎになる量は?適量について
摂取目安量は、さやありの状態で約100gです。
100gというと両手一杯分ほどになります。
枝豆は食べ過ぎるといくつかのデメリットがありますが、不足しがちな食物繊維やカリウム、鉄、ビタミンCなどの栄養を摂取できます。
たまに食べる分にはたくさん食べても問題はありませんが、毎日食べるという場合には一日の摂取量に気を付けるようにしましょう。
枝豆の栄養と効果
枝豆は大豆と同じようにたんぱく質が豊富に含まれています。
茹でた枝豆100gのたんぱく質はなんと約11gほど!
これは卵に含まれるたんぱく質と同じぐらいです。
さらにたんぱく質だけでなく、
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・葉酸
・鉄
・カリウム
などの栄養が含まれ、糖質は低めです。糖質制限中の方でも安心して食べられますね。
そして、枝豆にはメチオニンという成分も含まれていて、これは二日酔いにも効果があります。
「ビールのおつまみに枝豆が定番」というのは、こういった点も考慮されているのかもしれませんね。
冷凍しても栄養成分が失われることはないので、長期保存も可能です。
まとめ
最後にポイントをまとめていきます。
・適量はさやありで100gほど
・枝豆には豊富なたんぱく質や食物繊維、ビタミンが含まれている
つい食べ進めてしまう枝豆ですが、食べ過ぎには気をつけた方が良さそうですね。
また、枝豆によっては最初から塩分が添加されているものもあります。
塩分の摂り過ぎにならないためにも、適量を心がけましょう。