冬の定番クリームシチュー。
いつ食べても美味しいですが、味がマンネリと感じることがあります。
また、完成したものを食べたら思いのほか味が薄かったことも。
そんな時は身近な材料を隠し味として、ちょい足ししましょう。
そこで今回は、
・隠し味以外の工夫は?
・ビーフシチューの隠し味
についてご紹介します。
クリームシチューをもっとおいしく!身近な食材や調味料で隠し味
ほんの少しだけ、キッチンによくある調味料や食材を足すだけで更に美味しいシチューになります!
※以下のそれぞれの分量は2~3人前(市販のルー約80g使用)に対してです。
①チーズ
プロセスチーズやピザ用チーズでも良いですが、クリームチーズやカマンベール・マスカルポーネも濃厚になっておすすめです。
いつもより、まろやかな味に仕上がります。
もし、6Pチーズなら3かけくらいが目安です。
②コンソメ
肉や野菜の濃縮したうまみを、手軽に加えることが出来ます。
キューブの場合は1個、顆粒なら小さじ1~2杯が目安です。
③醤油
こちらは「味付け」というよりは、ほのかに醤油の風味が加わり香ばしくなります。
大さじ1杯ほどが目安です。
「黒くなっちゃう?」と心配かもしれませんが、ほとんど色は付きません。
④はちみつ
甘みだけでなくコクも加わります。
はちみつだけでなくチーズを一緒に加えても美味しいです。
大さじ1杯くらいが目安です。
⑤鶏ガラ
鶏だしの旨味と、ほどよい塩味が加わります。
しょっぱくなりすぎないように、小さじ1杯程度がおすすめです。
⑥味噌
味に深みが加わり、濃厚で高級感のある味わいになります。
小さじ2杯くらいが目安です。
甘みのある白みそが特におすすめですよ。
⑦砂糖
こちらも味に旨みが加わります。
玉ねぎを炒める際に加え、一緒に炒めてください。
小さじ1杯くらいが目安です。
⑧ヨーグルト
牛乳がない時に水だけでシチューを作った場合でも、大さじ1杯ほどのプレーンヨーグルトでコクが出ます。
ただし、甘みが出すぎないように、砂糖入りのヨーグルトは使わないようにしましょう。
⑨にんにく
みじん切りにして、オリーブオイルで炒めて加えます。
3人前に対して1かけくらい。少量でも雰囲気が変わります。
⑩バター
大さじ1〜1.5杯ほどを加えます。
仕上げの時に入れても良いですし、はじめに野菜を炒めるための油の代わりとして使ってもOKです。
そして、隠れないけど・・・
お皿に盛りつけてから、大さじ1〜2杯の粉チーズをかけるのもおすすめ。
苦手でなければ、仕上げに粗びき黒コショウでもピリッとした刺激が加わります。
いつものシチューをワンランク上に!隠し味以外の工夫ポイントは?
味が均等に染みこみ、野菜を食べたときのおいしさが違います。
ポイント② 肉を塩こうじに漬ける
もも肉やむね肉1枚を、大さじ1の塩こうじにつけておきましょう。
鶏肉のパサパサ感が回避できるうえ、お肉に味がつきます。
豚肉の場合も、塩こうじと絡めて下味をつけると柔らかくなりますよ。
他にも、冷凍パイシートを使ってシチューポットパイにアレンジすると、いつもとは違うシチューになります。
クリスマスなど特別な日にぴったりです。
ビーフシチューの隠し味は?
クリームシチューと違って隠し味に色が付いていても気にならないビーフシチューには、色の濃い調味料や食材も使うことが出来ます。
①ウスターソース
野菜や果実、スパイスなどを熟成させたうまみを手軽に加えることが出来ます。
入れすぎるとしょっぱくなってしまうので、大さじ1杯弱くらいが目安です。
②インスタントコーヒー
少しだけほろ苦いような風味と香ばしさが加わります。
大人向けですね(^-^;
ルーを溶かしたあとに大さじ1杯弱くらいが目安です。
③生クリーム
仕上げに乳脂肪分の低い生クリームを少しだけ加えることで、まろやかになります。
乳脂肪分が高い生クリームは分離しやすいので、生クリームを選ぶ際には注意が必要です。
④バター
野菜を炒める際にバターを使います。
マイルドな仕上がりになるだけでなく、風味も増します。
まとめ
シチューには色々な隠し味が使えますね。
特にはちみつや醤油は意外だったのではないでしょうか。
今回紹介した調味料で、いつもとは少し違うシチューに挑戦してみてくださいね♪