油揚げは赤ちゃんのタンパク源となる食材です。
しかし「いつから食べさせていいもの?」と、いまいち分からないところですよね。
また、油抜きしない場合は何歳から食べられるのだろう…と疑問が次々でてきます。
そこで今回は「油揚げを食べられる時期」について詳しく調べてみました。
離乳食への使い方のポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
油揚げはいつから食べられる?
油抜きをした油揚げは、離乳食後期(9ヶ月~11ヶ月)から少量であれば食べられます。
ただし、油揚げは大豆から出来ているので、大豆アレルギーには注意が必要です。
とはいえ、離乳食として油揚げを取り入れる前に豆腐を食べていると思うので、豆腐がOKであれば心配しすぎなくても大丈夫。
また、離乳食後期~完了期は奥歯で食材を噛み砕く力が十分に発達していません。
湯通しして、細かく刻んで与えましょう。
油揚げの油抜きはいつまで?
「油抜きはいつまで」という決まりはないですが、消化器系が未熟で油物の負担がかかる離乳食期はそのまま与えるのは避けた方が良いでしょう。
油抜きしていないものは、離乳食完了期から幼児食に移行する「1歳6ヶ月頃」を目安にします。
大人と同じ食事が食べられるようになったら与えてもOKです。
厚揚げはいつから?
厚揚げは離乳食完了期の1歳6ヶ月頃から食べられます。
厚揚げも豆腐を油で揚げているので、油分が多く消化器系に負担がかかります。
1口あたりの大きさや、与える分量は油揚げと同じように注意が必要になります。
厚揚げ特有のキツネ色の表面部分は硬めですから、最初のうちは中の豆腐部分を与える方が良いでしょう。
表面部分も調理する場合は厚揚げを細かく刻んで、おかゆに混ぜたり味噌汁やスープに加えるのがおすすめです。
赤ちゃんの離乳食!油揚げの下ごしらえと使い方のポイント
油揚げの下ごしらえは、まず湯通しをして油抜きをしましょう。
お湯を回しかけるだけでもある程度の油は抜けますが、熱湯で2~3分ほど茹でた方がしっかりと油が抜けて柔らかくなり味も染みやすくなりますよ。
また、油揚げはパサつきやすく噛み切りにくい食材ですから、最初は約5㎜ほどに細かく刻みます。
離乳食完了期でも、赤ちゃんが食べやすいように刻んでから与えましょう。
・とろみをつける
・他の食材と混ぜる
油揚げのお味噌汁や煮物として調理すると、野菜も一緒に食べられるので栄養バランスもよいですね。
他にも、野菜と油揚げの組み合わせで、おかゆやとろみあん。
油揚げとしらすを使ってチャーハンや五目ご飯もおすすめです。
油揚げを手づかみ食べさせたい時は?
油揚げを適度な大きさに切って、トースターで焼きます。
それを赤ちゃんに持たせれば、そのままカリッと手づかみメニューに変身。
また、油抜きした油揚げにチーズとねぎをかけて、こちらもトースターで焼くだけで手づかみ出来る赤ちゃん好みのメニューになります。
前歯で噛みちぎり、さらに奥歯もしくは奥の歯茎で噛むことができるようになったら取り入れましょう。
油揚げの保存方法は?
油揚げを日持ちさせるためには、冷凍保存がおすすめです。
冷凍の方法は2つあります。
✔湯通ししてから、しっかりと油揚げを絞って水分を切る。
刻んでから1回分の量ごと保存袋に小分けにして冷凍
冷凍した油揚げの保存期間は1ヶ月ほどです。
解凍する手間はかからず、凍ったまま加熱する料理に使えます。
油揚げの栄養について
大豆製品である油揚げは、たんぱく質やカルシウム・鉄分が豊富に含まれています。
これらは赤ちゃんの歯・骨・筋肉を作るもととなり、成長には欠かせない栄養素です。
ただし、油で揚げているため脂質も多いので、与え過ぎには注意しましょう。
赤ちゃんに油揚げはいつから? まとめ
「赤ちゃんに油揚げはいつから与えられるのか」についてお話しました。
ポイントをまとめます。
・そのままの油揚げは離乳食完了期~幼児食の時期を目安に
・厚揚げも完了期から
・食べやすくするには、とろみをつけたり他の食材と混ぜる
・油揚げの保存は冷凍がおすすめ
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