ポン酢でさっぱりと食べられるカツオのたたき。
葱や生姜などの薬味と合わせると、風味が変わって美味しいですよね。
そんなカツオのたたきには、どんな栄養素や効能があるのでしょうか。
効果をアップさせる食べ方についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
カツオのたたきの栄養素と効能
カツオのたたきには、体を作るもととなる成分が豊富に含まれています。
カツオは魚の中でもトップクラスのタンパク質を含んでいます。
その量は100gあたり約25gで、マグロより含有量が高いです。
タンパク質は血液や筋肉を形成し、体力や免疫力の向上に欠かせない栄養素です。
✔タウリン
アミノ酸の一種。
コレステロールや中性脂肪を減らし、心臓や肝臓の機能を高める効果があります。
特にカツオの血合い部分に豊富に含まれています。
✔ビタミン
ビタミンB1は皮膚や粘膜の健康を維持し、疲労回復に効果があります。
ビタミンB12は赤血球を増やし、貧血予防に繋がります。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨を丈夫にする働きがあります。
✔鉄分
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があり、体内への吸収率に差があります。
カツオは吸収率が高い動物性のヘム鉄で、貧血予防に効果がありです。
✔DHA、EPA
DHAは脳の働きを活性化させ、記憶力の向上に効果があります。
EPAは血流を促し、動脈硬化を抑制します。
カツオ自体が栄養価の非常に高い魚です。
健康に良いだけでなく高たんぱく低脂質・低カロリーなので、ダイエットや筋トレをする方にもおすすめの食材です。
初ガツオと呼ばれる春~初夏と、戻りガツオと呼ばれる秋の年2回旬があり、初ガツオは脂が少なくさっぱりした味わい。戻りガツオは脂のりがよく濃厚な味わいです。
脂のりの違いにより100gあたり初ガツオ108kcak、戻りガツオ150kcalとカロリーに少々差が出ます。
カツオのたたきはダイエットにぴったり?
カツオは高タンパク低脂質なので、ダイエットのおすすめ食材です。
元々のカロリーが低いのですが、表面を炙ると余分な脂が落ち、さらに脂質とカロリーが減るため、たたきにすることでよりダイエットに効果を発揮します。
カロリーは春の初ガツオの方が低いため、カロリーを抑えたい方には春のカツオのたたきがおすすめです。
カツオのたたきの効果をアップさせる食べ方は?
カツオのたたきの効果をアップさせるのならば、薬味と一緒に食べましょう。
薬味は美味しいだけでなく、一緒に食べることで栄養効果を高めてくれるメリットありです!
ニンニクや玉ネギは疲労を回復し、血糖値を下げてくれます。
それだけでなく、カツオに含まれるビタミンB1の働きをより高めてくれるうえ、カツオに不足している食物繊維も補うことができるんです。
また、生姜にはジンゲロールには抗酸化作用があり、美肌作りに効果的。
基礎代謝も高めてくれるので、エネルギー消費を促し、ダイエットをよりサポートしてくれますよ。
カツオのたたきは冷凍できる?
カツオのたたきは、冷凍保存することで約1~2週間ほど日持ちします。
カットしたカツオは水気を切り、早く凍らせることが出来るアルミホイルで包み、更に冷凍用の袋に入れてしっかり密閉しましょう。
解凍する時は氷水につけて、20~30分ほど放置します。
まとめ
カツオのたたきの栄養素についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・鉄分やEPAなど体にいい成分が豊富
・ダイエットにもぴったりの食材
・効果をより引き出すなら薬味と一緒に食べよう
・カツオのたたきは冷凍保存できる
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