カルシウムが豊富なチーズは子どものおやつにぴったりですが、カマンベールチーズは何歳から食べられるのでしょうか。
大人向けの味なので塩分やアレルギーも心配だし、あげるタイミングに迷います。
そこで今回は「カマンベールチーズは何歳から大丈夫なのか」を詳しく調べてみました。
注意点と適量についてもお話するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
カマンベールチーズは何歳から食べられる?
カマンベールチーズを食べさせるのは、2歳からが目安です。
とはいえ、明確な決まりはないため、離乳食完了期の1歳~1歳6ヶ月ごろから与えることもできます。
ただ、1歳代だとカマンベールチーズに含まれる成分に少し心配な点があるんです。
カマンベールチーズには、脂肪分が他のチーズに比べて多く含まれています。
脂質の摂り過ぎは未熟な胃腸に負担をかけ、肥満の原因にもなってしまうんです。
また、カマンベールチーズに限りませんが、チーズには塩分が多く含まれています。
塩分の摂り過ぎによる、生活習慣病などのリスクにも注意したいところです。
2歳になれば少しづつ大人と同じようなメニューが食べられますので、カマンベールチーズを与えるのは2歳が良いでしょう。
カマンベールチーズを与えるときの注意点と適量
子どもにチーズを与える際には、まずアレルギーに注意してあげる必要があります。
チーズには「乳成分」のアレルギー表記があります。
乳製品アレルギーのあるお子さんは十分に気をつけてくださいね。
また、アレルギーがあるかどうか曖昧な場合は「スプーン1さじ程度」にして、湿疹や腹痛などの症状が出ないか様子を見てください。
万が一、異変があったらすぐに病院を受診できるよう、初めて与えるのは平日の午前中にすると良いですね。
また、カマンベールチーズは脂質と塩分が高いので、適量にしましょう。
食べるのは1日に2口ほどにするか、料理のトッピングに使う程度がおすすめです。
カマンベールチーズの子ども向けレシピ
カマンベールを使った子どもが喜ぶ料理です。
・ピザ
・シチュー
チーズフォンデュはカマンベールチーズ自体が器にもなるので、見た目に楽しい料理になります。
また、ピザであれば手作りにして、生地にピザソースを塗ったらチーズは全体にかけず、何切れか置く程度にすると塩分の摂り過ぎになりません。
シチューは隠し味として、少しだけカマンベールチーズを入れるとコクのある仕上がりになります。
ナチュラルチーズは何歳から?
ナチュラルチーズとはカマンベールチーズやモッツアレラチーズのことですから、2歳が安心して与えられる目安です。
ナチュラルチーズは牛や羊・山羊などの生乳を発酵させて固め熟成させたもので、リステリア菌による食中毒に繋がる恐れがあります。
リステリア菌は加熱により死滅しますので、加熱殺菌されているものを選ぶか、食べる前に加熱調理をしてあげると良いでしょう。
また、カッテージチーズもナチュラルチーズに属しますが、脱脂乳から出来ていて熟成させずに作ります。
高たんぱく・低脂肪・低塩分で「離乳食にはぴったりの食材」といわれていますから、こちらは7~8ヶ月の中期ごろから与えることができます。
他には、同じく熟成させないタイプとしてクリームチーズがあります。
クリームチーズは脂肪分が30%と多いため、1歳以上が目安です。
カマンベールチーズは何歳から? まとめ
「カマンベールチーズは何歳から大丈夫なのか」についてお話してきました。
ポイントをまとめます。
・塩分や脂質、アレルギーに気をつけよう
・与えるのはごく少量
・ナチュラルチーズでも種類によって、離乳食に使える時期が異なる
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